工芸

竹工芸(ちくこうげい)

早朝のNHKラジオ深夜便「竹のこころを編む」〔こころの時代/明日へのことば〕はおもしろかった。竹工芸作家の武関翠篁(ぶせきすいこう)さんの話。竹という素材はすぐれている。だから太古の昔から竹によって様々な道具や器物がつくられてきた。しかし、日本…

第43回日展入選

昨日は途中で仕事場をこっそり抜け出して(+_+;)\パコッ!六本木の国立新美術館まで日展を見に行った。小学生時代の恩師、鈴木先生から彫刻が今年もまた入選したとのお手紙を頂戴した。ありがたいことです。 1930年生まれだから81歳。しかしまだ現役バ…

ジャパンジュエリーフェア2011

昨日は、仕事を早めに切りあげて、知財の種を探しにジュエリーフェアを見学。場所は去年と同じ有明の東京ビッグサイト。 昨年に比べて人が少ないような印象。台風の影響か、それとも震災による経済力低下と宝飾業界低迷の影響か。古代エトルリアで完成したと…

ロシアの超絶ミニアチュール

ちょっと息抜き。朝のNHKで拾ったDO画で紹介されていたロシア人のミニアチュール水槽。人工地震説よりもこちらの方がおもしろい。豆本などのミニアチュール作品を得意とし「世界最小の印刷された本」などでギネスにも登録されているロシアの工芸作家Ana…

正阿弥勝義の超絶彫金工芸

正阿弥勝義(しょうあみ・かつよし)。岡山(津山)が生んだ天才彫金作家。昨夜のNHKのBSプレミアム↓を見て感動。極上美の饗宴 「シリーズ“いのち映す超絶工芸”金属に刻んだ躍動の一瞬・彫金家・正阿弥勝義」 日本のアールヌーボーというよりも、むしろ…

香水瓶(東京都庭園美術館)

目黒の東京都庭園美術館まで香水瓶の展示を見に行く。工芸品としての香水瓶に興味あり。掌の中で愛でることができる実用的な工芸品であり、日本の根付にも通じるものがある。掌中工芸(これは僕が勝手に名付けている工芸ジャンル)。しかも単なる置物ではな…

自在置物(別冊「緑青」)

別冊緑青 11 自在置物 JIZAI OKIMONO作者: 原田一敏出版社/メーカー: マリア書房発売日: 2010/01/15メディア: 大型本購入: 4人 クリック: 59回この商品を含むブログ (4件) を見る彫金工芸のなかで自在置物というジャンルがある。この本で初めて知って驚いた…

豆本カーニバル

今日はお茶の水の東京古書会館で行われる豆本カーニバルに行ってみた。お茶の水は何年ぶりだろうか。街並みがきれいになって、明治大学の近代的校舎ビル群が聳えていた。 豆本(Miniature Book)というジャンルがある。掌中工芸、掌中芸術に興味のある者とし…

昆虫工芸(Christopher Marley)

昼休みに八重洲ブックセンターまで散歩。工芸関係の本を物色。8階の美術・工芸関係のフロアーが充実していて気に入っている。展示本がきれいに整理されていて、多くの美術本は薄いフィルムで包装されて汚れないようにしている細かい気遣い。1階で奇妙な展…

ケヴィン・コーツ(KEVIN COATES)

英国からケヴィン・コーツ(KEVIN COATES)の本が届いた。厚さ3センチくらいの布張りの美しい本。写真は鮮明で美しい。そしてとにかく重い。 宝飾史家の山口遼氏の本でケヴィン・コーツのことを知り、興味をもった。山口遼氏によれば、ケヴィン・コーツは2…

エシカル・ジュエリー(ハスナの白木夏子さん)

朝のFMラジオ(J-wave)でエシカル・ジュエリー(Ethical Jewellery)の事業を立ち上げて活躍されている白木夏子さんのインタビューを聞く。聞いている時間は数十秒でしたが、すぐに凄いとピンとくる。ハスナ(HASUNA)で検索するとすぐにサイトが見つかっ…

ジュエリーフェア

9月1日から3日間、東京有明ビッグサイトにてジャパンジュエリーフェア。カミさんと見学。今日は都内のホテルで泊まる。三男も中学校の授業のあとホテルで落ち合う。 昨日は宝飾史研究家の山口遼氏のレクチャーを聴く。日本の宝飾業界は最近不況らしい。山…

ジュエリー作家Wallace Chan

今日も1日猛暑。仕事帰りにジュンク堂で本を物色。苫米地英人さんの新刊2冊とジュエリー関係の本。最近、人類史における宝飾(ジュエリー)の起源と変遷を調べている。技術人類学的なアプローチが必要。宝飾の起源こそが、現生人類の象徴化能力の起源であ…

根付

江戸時代からの伝統的な掌に乗る極小彫刻・根付。いま最も注目されている若き根付作家・空観さんの作品がすごいです。http://kukan246.blog99.fc2.com/blog-entry-20.html

組紐技術と炭素繊維

組紐の技術が気になる。 先日のNHKクローズアップ現代の「匠の技にチャンスあり」がおもしろかった。伝統工芸の技術を最先端技術に取り入れた事例の紹介。なかでも「組紐」の伝統技術を炭素繊維に応用した技術がおもしろい。京都工芸繊維大学の濱田泰以(…

ガラス細工と竹細工

先日の千葉県内房外房の旅で手に入れた細工物。鴨川シーワールドのショップで手に入れたガラス細工。小さくって良くできている。バーナーワークで作ったと思われるけれど、かなり微細で表情もいい。 北極海のシロイルカ・ベルーガの親子。親ベルーガの上に子…

とんぼ玉

仕事帰りに銀座のガラス工芸展をのぞく。いくつか気に入った蜻蛉玉を見つける。淡い緑色の花模様が全面に犇めいている。しかも表面がエッチングによってつや消し状態。しっとりとした美しさがある。 磯谷桂さんの作品。水中花。いったいどうすればこのような…

浅川巧の墓

ソウル市内での打ち合わせのあと、夕方のソウル旧市街での会合まで時間が空いたので、浅川巧のお墓参りをしようと思い立った。朝鮮を愛し朝鮮の人々を愛し、朝鮮の言葉を愛し、朝鮮の山々と朝鮮の工芸に帰依した日本人。林業技師の仕事をしながら精力的に朝…

もんじゃ焼き

浅草の仏具・神具商店街まで父の霊璽を納める祖霊舎(みたまや)を探しに、家族3人でおのぼりさん。 浅草は25年ぶり。外国からの観光客が多い。 お昼前に到着し、さっそく浅草名物のもんじゃ焼き。もんじゃ焼きは初めてなので、お店のお兄さんに作り方の…

旅する根付(高円宮妃久子)

旅する根付 高円宮妃現代根付コレクション HaveNetsuke, Will Travel/H.I.H.Princess Takamado Contemporary Netsuke Collection作者: 高円宮妃久子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ…

根付展

西武で根付三人展をやっていたので覗く。福山恒山、高木喜峰、そして森哲朗の三人の新作。特に森哲朗がすごい。この人の人物描写は本当にすごい。80万円以上だがほとんどが売約済みとなっていた。 まさに掌の中の小宇宙。

気になっていた時計を計画的に衝動買い、あるいは衝動的な計画的犯行(+_+;)\パコッ! ソーラー駆動で、しかも日本、米国、欧州の3つのゾーンの電波に対応する電波時計。技術の進歩はすさまじい。これを実現した技術者に敬意を表して購入。 [rakuten:homesh…

昨日から腕時計が行方不明。時計がないと窮地に陥る。仕事にならん。 ということで、昼休みに時計屋さんに物色。久々に訪れる時計屋さんには技術革新の数々がひしめいて目を見張るものあり。電波時計と太陽電池駆動の時計はほとんど日本製。シチズンとセイコ…