第43回日展入選

昨日は途中で仕事場をこっそり抜け出して(+_+;)\パコッ!六本木の国立新美術館まで日展を見に行った。

小学生時代の恩師、鈴木先生から彫刻が今年もまた入選したとのお手紙を頂戴した。ありがたいことです。
1930年生まれだから81歳。しかしまだ現役バリバリの芸術家だ。この創作のエネルギーはどこからくるのか。見習わなくっちゃ。

今年で10回目の日展入選。ということで、日展会友に推挙されるそうです。すばらしいことです。

先日、地元、四日市のケーブルテレビの「郷土の芸術家」という番組でも取材され放映されたそうです(9月23日)。彫刻の話、出展作品の製作風景、今までの作品の数々などが放映されたそうです。見たかったなぁ。誰かyoutubeに上げてくれないかな。

お手紙に同封されていた日展の入場券を握りしめて先生の作品を探した。彫刻会場の奥の方の部屋にありました。126番。(今年は入り口で写真の撮影許可を得る手続きをした)



瞑目した姿に、311の震災で殺されたいたいけな子供たちと、先生の亡くなられた奥さまの若い頃のおもかげとが重ねられているのでは、と、ふと思ってしまい、ちょっとウルッときてしまった。


最後に先生のお手紙の一部を引用させていただきます。

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今年の私の作品は「東北の子供達を憂う」というテーマです。輝かしい未来のある子供達をが、大震災による原発事故の放射能被害。外で遊べない。夏でもマスクをして登下校という話を聞きました。丁度、四十数年前、四日市の公害のひどい時はまさにそんな姿でした。そんな事を思い出し、そこで生活する子供たちの環境と未来を心配する、そんな姿を女性に置き替え制作しました。
<引用終わり>