2003-01-01から1年間の記事一覧

今日は大晦日。次男の受験用試験問題作成。今日は社会を徹底的にやる。

道具性の起源

道具性の起源について。石器の汎用化への転換のときが道具性の起源であるというのが私の仮説である。これは個体発生からいえば、ヴィゴツキーの外言から内言への変化に対応する。このような内言の発生や道具の汎用化は、快感進化論ではどのように説明できる…

今日は今年最後の塾。少し霞んだ富士を見る。

5時半起床。やや朝靄のなかの白い富士。次男は今日も9時から塾。長男と三男を連れて池袋へ。昼は西武で豚カツと生ビール。 人類のコミニュケーションは、他の動物社会には見られない格別なものであり、この人類のコミニュケーションの原型こそが「やりとり…

快レバー装置

伊勢史郎を再読。ラットは、スキナー箱(自発的にレバーを押して自分の脳への電気刺激を生成する装置)により脳内自己刺激行動を起こさせることができる。別にこれはラットに限らない。すべての動物がこの行動をとる。これは、動物たちのすべてが、人間がし…

富士山

4時半頃目が覚める。今日も白い雄大な富士が美しい。

次男を塾に送る帰りに雄大な白い富士を眺める。 伊勢史郎に刺激されて。大澤真幸のいう「伝達への傾動」はなぜ始まったのか。人間の子供がやりとり遊びを定常的に行うのはなぜか。人類に特有のコミニュケーションによる新たな意味生成が生じ、そのとき快感メ…

現生人類誕生の秘密

新しい「意味」が生まれるときに前頭葉に快感物質が分泌される。このような特殊回路が人類の脳内にメカニズムとして形成された。これが現生人類誕生の秘密である。伊勢史郎はこのことを明確にしてくれた。多謝。私の技術の起源論において欠けていたジクソー…

仕事納め

今日は仕事納め。昼休みに伊東屋にてアッシュフォードのバイブルサイズ(10ミリ)を買う。帰りにミレナリオをデジカメにてパチリ。

今日も冬晴れ。朝9時頃出所。ミレナリオのライトは点いていた。 帰りの電車の中でモーツァルトのレクイエムを聞きながら伊勢史郎を読む。レクイエムは何度聞いてもすばらしい。深く、哀しく、美しい。とてつもなく深淵でめまぐるしく変化し変容する。

快感進化論

帰りの電車で伊勢史郎の「快感進化論」。私の技術起源論において欠乏していたこと。フェティシズムの起源についてのもっとも明快な説明が得られそう。人類は新たな意味の獲得、自己組織化がなされるときに快感が引き起こされる。つまり快感によるドライブが…

今日も冬晴れ。 午後5時頃丸の内中通りのミレナリオのライト点灯。どっと人通り。

伊勢史郎はすごい

伊勢史郎の「快感進化論」を読み始める。類人猿から人間への転換(不連続性)が決定的であることと、この決定的転換がどのようにして起こったのか。快感進化論―ヒトは音場で進化する作者: 伊勢史郎出版社/メーカー: 現代書館発売日: 2003/12メディア: 単行本…

今日はライト兄弟のフライヤー号がキティーホークで人類初飛行した記念すべき日。ちょうど100年前の今日。

今日も冬晴れ。次男は塾。三男はクリスマス音楽コンサート。長男は午後からテニスクラブ。 夜、テレビのテロップで、フセイン拘束とのニュースが入る。

西垣通の「こころの情報学」を再々読。意味論と統辞論がどのようにして結び付いたのかという問題と、社会システムと心的システムとがどのようにして分化したのかという問題は、密接に関連しているのではないか。ところで、意味論と統語論との関係はマイケル…

技術の起源

技術の起源を探求することは、ほとんど人間の起源を探求することになってしまう。どんどん深い森のなかに分け入っていくような感じだ。しかし、木村大治が言うように、道具性の問題を、「道具を使うことによって、身体だけではできなかったことができるよう…

意味論と統語論

西垣通の「こころの情報学」を再々読。意味論と統辞論がどのようにして結び付いたのかという問題と、社会システムと心的システムとがどのようにして分化したのかという問題は、密接に関連しているのではないか。 意味論と統語論との関係はマイケル・ポランニ…

6時起床。ひさびさに晴天。18℃になるとのこと。

7時に朝食。夏時間から冬時間へ、1時間時計を戻す。1時間得した感じ。MITまで。MIT博物館にてロボットの展示。1本足、二本足、4本足などLaibertのロボットはおもしろい。ピョンピョン跳ねて宙返りもする。ある建築家の手帳が展示されていた。小さ…

5時半起き。11月1日まで米国出張。11時半頃JAL010便にてボストンへ。 飛行機の中にて、奈良貴史のネアンデルタール、正高のケータイをもったサル、向田邦子の思い出トランプを読む。 朝8時半頃シカゴ着。靴も脱いで荷物チェック。AAにてボス…