エシカル・ジュエリー(ハスナの白木夏子さん)

朝のFMラジオ(J-wave)でエシカル・ジュエリー(Ethical Jewellery)の事業を立ち上げて活躍されている白木夏子さんのインタビューを聞く。聞いている時間は数十秒でしたが、すぐに凄いとピンとくる。ハスナ(HASUNA)で検索するとすぐにサイトが見つかった。

エシカル(ethical)とは倫理的の意。宝石の原石を採掘する途上国では子供たちが不当な労働を強いられているという悲惨な現場を体験した白木さんは、そのような素材を使わないジュエリーの可能性を探究の末、この会社を立ち上げた。すてきな女流社会企業家だ。ジュエリーのあたらしい在り方。ビジネスモデルがいい。途上国を援助する側と援助される側という分離したこれまでの援助のありかたを見直す時期にきているのではないかと白木さんは語る。

途上国の地域に根ざしたジュエリー。その土地の美しい自然が育んだ素材(フェアトレード素材)を使い、その土地の人々が加工し、ジュエリーにする。等身大のジュエリー。本来の意味で地域を活性化させる健康的なジュエリー産業というべきか。

適正技術という概念がある。巨大な集中的技術に対して、地域に根ざしたその地域の素材と自然と人々による等身大の技術が適正技術。巨大ジュエリー資本によって途上国の子供たちが虐げられるような産業構造に対するオールタナティブなジュエリー事業。適正ジュエリーということばがぴったり。

J-waveのサイトから写真を拝借。右が白木夏子さん(美しい!)。左がJ-wave別所哲也さん。



このインタビューはJ-waveのサイトからポッドキャスティングで聞けるようだ。

ハスナのサイトは以下。

http://www.hasuna.co.jp/index.html