もんじゃ焼き

 浅草の仏具・神具商店街まで父の霊璽を納める祖霊舎(みたまや)を探しに、家族3人でおのぼりさん。

 浅草は25年ぶり。外国からの観光客が多い。
 お昼前に到着し、さっそく浅草名物のもんじゃ焼きもんじゃ焼きは初めてなので、お店のお兄さんに作り方の見本を見せてもらう。写真をブログにアップしてもよいとの許可をいただく。



 お兄さんの話では、もんじゃ焼きは江戸時代の浅草近辺の花柳界で人気のあったおやつのような料理だったらしい。
 焼くときに、鉄板に素材を使って文字を書き合って、男女が恋心を交換したらしい。この文字を書いて遊んだところから「文字焼き」がさらに「もんじゃ焼き」に変化したとの説が有力。
 もんじゃ焼きお好み焼きの起源と考えられており、浅草から全国に伝搬していったらしい。もんじゃ焼きの技法を元にして、関西のお好み焼きやたこ焼きが生まれた。食文化の伝搬として興味深い。
 名物に美味い物なし、とはいうが、もんじゃ焼きはビールのつまみに最高。でした。

 雷門からの仲見世通りを見物。根付のお店を物色し、龍の緒締めをゲット。龍がしっぽを飲み込んでいるので、龍のウロボロスか。