2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日から「ブドウ畑で長靴をはいて」(新井順子)を夢中で読んでいる。装丁を含めてとても美しい本。ワインの魔力に取り憑かれ、ついにフランスのロワールにブドウ畑を買って農薬を使わない有機ワイン(ビオ・ワイン)の醸造をはじめた日本人女性の挑戦の記…

組み合わせ道具の起源が人間の技術の起源である。おそらくそうだと思う。ネアンデルタールが組み合わせ道具を製作したかどうか疑問である。このことは技術哲学の考察において最も重要な肝の部分。ネアンデルタールは道具を作ったり使ったりすることによろこ…

ひさしぶりで一日ゆっくりとすごしました。前田英樹さんの「セザンヌ 画家のメチエ」を熟読玩味。知覚と感覚の本質的な相違。知覚は散文的傾向性へ、そして技術活動の起源へと関連し、一方、感覚は詩的傾向性へ、人間の芸術活動へとつながる。技術と芸術の分…

フラジャイル子猫のその後

ゴミ箱が好きで中に入りたがる。自分が捨て猫であることを自覚し思い出そうとしているのだろうかと思ってしまう。いじらしくて泣けてきますなー。一生大切にするから捨てられたことは忘れてね。

竹酢液

お風呂のお湯に竹酢液を入れる。竹炭の香りが香ばしい。

昨日自宅に到着。猫のミーは相変わらず元気の様子。我が家に来て約1ヶ月が経過しているがすくすく育っている。しかし、ゴミ箱の中やスーパーの袋の中が気に入っているようだ。

ミュンヘンは曇り寒い。霧が出ている。飛行機は無事飛ぶのだろうか心配になる。 9時から12時頃まで、ドイツ博物館の見学。グーテンベルクの印刷機と機械時計の巨大なエスケープ(脱進機)に魅入る。 昼にホテルに戻ってチェックアウト。ルフトハンザにて…

ミュンヘンは久々の晴れ。 朝の10頃から美術館をまわる。アルテ・ピナコテーク、ノイエ・ピナコテークと最近できたモデルネ・ピナコテークを観る。アルテ・ピナコテークがすばらしい。ラファエロの色彩、ダビンチ、そしてブリューゲルらの風景画が何ともよ…

曇りのち雨。今年は雨が多い。 前田英樹トークセッションの余韻がまだ響いている。ここちよい響き。 様々な新たな課題が思い浮かぶ。特に人間の技術活動と芸術活動の起源と前田さんのいう二重性との関連を探りたい。 そろそろ来週水曜日からのドイツ出張の準…

前田英樹トークセッション

ジュンク堂にて夜7時より前田英樹のレクチャーを聞く。「言葉と記憶−詩の行為をめぐって」「言葉が、なぜ、どのように在るのか、という問いは、私にとって考え続けるほかない中心課題だが、<詩>はまたそのなかの中心課題として厳然と在る。そのことを語っ…

万年筆スタイル2

趣味の文具箱4

古代の技(鈴木勉、勝部明生)

甦る高原の縄文王国(中沢新一ほか)

知覚と認知の考古学(桜井準也)

早朝の4時頃からFENのTalk of the Nationを聞く。Wikipediaの話がおもしろい。 昨日購入した本。

偶有性と暗黙知

朝、駅に向かう下り坂を歩きながらひらめきがやって来た。最近読んだ茂木健一郎の本(レクチャーだったか)の中で書かれていた「脳は偶有的な不確定性が大好き」ということについて考えた。脳内のドーパミン細胞は、不確定性に強く反応する。たとえば、密か…

ロシア語の学習。eの発音に注意すること。 ジュンク堂に寄る。珈琲を飲む。先日「科学史研究」で読んだ技術移転論の論文を書いた鈴木勉の本(古代の技)を見つけた。認知考古学の本(桜井準也「知覚と認知の考古学」)。そして万年筆の雑誌2冊。