岐阜の暖炉屋さんまでペレットストーブを見にやってきました。
オルビスにカミさんとマリッペを乗せて、昨夜は諏訪湖SAでP泊し、岐阜市内の暖炉屋さんまでやってきました。ここで、いま実家建て替えの設計をお願いしている建築家のTさん(女性)と合流。
店主の長屋さんに懇切丁寧にペレットストーブについて解説していただきました。
再生可能なバイオマスエネルギーを有効活用して、森林の活性化と脱石油社会をめざそう、なんて言うとちょっと大げさですが、オーストリアでは実際に10年ほど前から石油に依存しない社会をめざして、木質系ペレットの流通システムを確立しています。
日本でも、荒れた森林を再生し林業を活性化することは重要なテーマですね。里山資本主義。
●里山のチカラ
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani02.html
というわけで、実家にもペレットストーブを導入しようかと考えたわけです。
暖炉屋(岐阜本店)には、国産からドイツ製、イタリア製のペレットストーブが所せましと設置され、実際に運転して見せてくれます。
いろいろと説明を受けて、住宅の広さと熱効率や機能、メンテナンスそして運転コストなどを勘案すると、イタリアのパラゼッティ社のペレットストーブがイチオシでこれに決定。店主のおすすめでもあり、設計家のTさんも気に入ったようです。
イタリアは40年以上前からペレットストーブの開発に力を入れて、技術革新を重ねてきたようです。デザインもシンプルですてきですね。技術とデザイン美学に徹底的にこだわるイタリア的技術魂はフェラーリでもおなじみです。
パラゼッティ社のペレットストーブは炎が美しい!
うっとりと魅入ってしまいます。
なぜイタリアはペレットストーブに力をいれているのか?
店主によると、イタリア人は石油や灯油の臭いが大っ嫌いなんだそうです。
だから、冬の暖房は木質系バイオマス。
ただし、森林資源が豊富とは言えないイタリアは、ペレットをカナダから輸入しているそうです。
ペレットストーブ専用の掃除機もあるそうです。(灰が細かいので、普通の掃除機ではフィルターを通り抜けてしまうとのこと。)