日本とカザフスタンとの経済関係強化


日本とロシアが近づくと、案の定、アメリカが横槍を入れてきます。

日本とロシアが仲良くなっては困るらしい。


●米、日本に慎重対応要請 プーチン氏訪日めぐり
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015092301001076.html

【ワシントン共同】米国務省のトナー副報道官は22日の記者会見で、日本政府がロシアのプーチン大統領の年内訪日で調整していることについて、ロシアがウクライナ東部で武装勢力への支援を続けていることを念頭に「ロシアと“通常通りの仕事”をするときではない」として日本に慎重な対応を求めた。 岸田文雄外相がプーチン氏訪日に向け、モスクワでラブロフ外相と会談したことに関しては「何のための(ロシア)訪問かは知らない」と述べた。

このような理不尽な妨害にもめげず、ロシアを中心とするユーラシア経済圏と日本との関係が強化されつつあることは、よろこばしいことです。

これからロシア語の重要性がますます重要になってくるはずです。みなさん、今のうちにロシア語を勉強しておきましょう。


一昨日の日刊工業新聞カザフスタンの記事が出ていました。日本とカザフスタンとの経済関係が強化されるという記事。

●日本政府、カザフスタンとの経済関係を強化−17年アスタナ万博に「日本館」出展
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520150924acai.html
掲載日 2015年09月24日
日本の7倍の面積を持ち中央アジアの盟主と言われるカザフスタン。8月下旬には世界柔道選手権大会が開催されスポーツファンを中心に注目された。同国は石油などの資源が豊富で、2050年までに世界の主要先進30カ国に入る目標を持つ。国力増強のため、17年には首都アスタナで国際博覧会(万博)を開く計画だ。日本政府も「日本館」を設置し、同国との経済関係の強化に動く。
 「アスタナ万博」は17年6―9月に開催される。現在開催中のイタリア・ミラノ万博や10年に開催した中国・上海万博とは異なり、「認定万博」と呼ばれる開催期間が通常の半分(3カ月以内)と短く、会場面積も小規模。とは言え、「世界各国から入場者が集まり、国際社会にわが国への理解を深める絶好の機会となる」(日本政府)ため、経済産業省を幹事省に、文部科学省国土交通省環境省を副幹事省に据え、日本貿易振興機構ジェトロ)が実行部隊となって2年後に向けた準備が今春、始まった。
 アスタナ万博のテーマは「未来のエネルギー」。資源問題や環境問題など地球規模の課題に対し、解決策となる技術・製品をアピールする場となる。
 日本の場合、得意とする家電や照明分野の省エネルギー技術に加え、風力や太陽光、地熱、小水力などの再生可能エネルギー技術の展示が想定される。加えて、目玉は「水素エネルギー技術の展示」(ジェトロの松平義史アスタナ博覧会チーム・リーダー)となる。

これ↓は上の記事にあった2017年6月〜9月に開催されるアスタナ万博のニュース動画。
●НК «Астана ЭКСПО-2017» презентовала фильм «Казахстан. Три года до ЭКСПО»
https://www.youtube.com/watch?v=1eihm5Fg0LM



カザフスタンは日本の7倍の大きさ。旧ソ連ではロシアに次ぐ。
人口は、1660万人。カザフ系(65.52%)、ロシア系(21.47%)、ウズベク系(3.04%)、ウクライナ系(1.76%)、ウイグル系(1.44%)、タタール系(1.18%)。


カザフスタンは豊富な石油と鉱物資源に恵まれている。例えば、採掘量が世界第10位以内に達する地下資源が9つも存在する(2002年時点)。エネルギー資源では石炭とウランが有望。輸出品目も地下資源とその加工品が7割を占める。原油(49.4%)、鉄鋼(12.0%)、銅(7.5%)という状況である。
有機鉱物資源では、石炭(7218万トン、世界第10位、世界シェア1.9%)が優位である。品質が高いため同国で産出する鉄と組み合わせて鉄鋼を生産している。燃料に向く低品質の亜炭(261万トン)は少ない。原油(3606万トン)の産出量は世界シェア1.1%に達する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B6%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3

カザフスタンの首都アスタナ(Astana)は1997年にアルマティより遷都した新しい都市。そして、なんと驚くべきことに、アスタナの都市設計は故・黒川紀章氏が行ったらしい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/kazakhstan/data.html#section1


これ↓はアスタナの紹介動画。ロシア語リスニング練習にどうぞ。
●Россия 24: Астана -- экономический хаб
https://www.youtube.com/watch?v=-4zrrVczAc0




カザフスタンの言語はカザフ語ですが、公用語はロシア語。実際は、住民の95%がロシア語を話しているらしい。


ところで、カザフスタンは美人が多いことでも有名。これだけでも是非行ってみたいと思ってしまいますね(・。・)ぷっ♪

数日前のニュースによると、「世界一美しいバレーボール選手」と呼ばれているカザフスタンのサビーナ・アルシンベコバ(18)が日本の実業団チームに入団するらしい。