先日の西岡昌紀氏のコメント↓で触れられていた、ハイデルベルク大学の「STAP現象」再現実験についての続報です。
●西岡昌紀氏スピーチ書き起こし
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20160506
学会という蛸壺(たこつぼ)にハマった研究者たちは、アカデミズムの常識を覆すような小保方氏の画期的業績をどうしても受け入れることができず、未だに誹謗中傷を続けているか、あるいはダンマリを決め込んでいるようです。
そんな中、今年の3月、ドイツの名門ハイデルベルク大学の研究グループがSTAP現象の再現実験に関する論文を発表したそうです。
が、しかし、日本の新聞やテレビ等のマスコミはまったく報道していません。
あれだけ、STAP細胞は捏造だー、捏造だー、と騒いだマスコミが、なぜかスルーしている。
ハイデンベルク大学(ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク)といえば、ドイツでもっとも古い大学(1386年設立)として知られています。ドイツ国内ではトップ3に入る(2014年は第1位)。ノーベル賞受賞者は41名とも56人ともいわれている。受賞者には、物理学者のマックス・ボルンやアンモニア合成で有名な化学者のフリッツ・ハーバーなどがいる。歴史的古さに加えて研究重視で、ヨーロッパでもトップの大学である。
●ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF
そんな大学の研究グループが、小保方氏の画期的業績をきちんと評価し、それを再現するための追試実験をやっていたなんて、泣けてきますよね。
一方、日本の小保方氏の研究成果を一切認めようとしない人々は、今回小保方氏がSTAP細胞作製のレシピを公表するサイト「STAP HOPE PAGE」を開設した際にも、「STAPを今さら研究する研究者は世界にどこにもいない」と批判していましたが、そんなことはないことが明らかになりました。
以下、ハイデルベルク大学の研究に関する大宅健一郎氏の記事とteabreakさんの記事を載せておきます。
重要なポイントをまとめると以下のような感じか。
●小保方氏による生物学上先駆的かつ画期的な発見について、小保方氏に敬意を表し、真摯に「STAP現象」を解明しようとする研究者が世界中にいるということ。(マスコミの小保方バッシング報道に洗脳された日本のタコツボ研究者やヒラメ研究者とは大違いだ)
●ネイチャーに開示された条件とは実験条件が多少異なるとしても、「STAP現象」が認められたということ。この意義は極めて大きい。
●生物学的な成果の追試実験には長年の熟練やコツ(マイケル・ポランニーの云う暗黙知)が必要であり、そう簡単には再現できないということ。これについては、クローン羊(ドリー)の事例や若山氏が自身のクローンマウスの再現に長期間を要したことからも言えることである。なので、これからもSTAP現象の解明のための地道な研究努力が必要だということです。
●STAP現象の確認に成功、独有力大学が…責任逃れした理研と早稲田大学の責任、問われる
http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081.html
2016.05.14 文=大宅健一郎/ジャーナリスト Business Journal今年3月10日、ドイツの名門大学、ハイデルベルク大学の研究グループがSTAP関連の論文を発表した。論文タイトルは『Modified STAP conditions facilitate bivalent fate decision between pluripotency and apoptosis in Jurkat T-lymphocytes(邦訳:修正STAP条件によって、JurkatT細胞の運命が多能性と細胞死の間で二極分化する)』である。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X16303448
海外の一流大学が、いわゆる「STAP現象」の再現実験を行ったということで話題となっている。以下に同論文の概要を紹介する。<(1)序論:STAP論文は撤回されたが、低pHの刺激による万能性獲得の可能性は、がん、または、がん幹細胞の分野においては魅力的な課題である。
(2)実験:そこで、理化学研究所と米ハーバード大学から発表されたプロトコルを改変して、セルライン化されたT細胞に刺激を与える実験を行った。
(3)結果:当グループが見つけたpH3.3の条件では、酸処理後、多能性マーカーの一種であるAP染色陽性細胞の割合が増加した。AP陽性の多能性細胞は酸処理ストレス下を生き延びて優位に増加。
(4)考察:小保方晴子氏【編注:一連のSTAP細胞論文問題をめぐり2014年12月に理研を退職】が英科学誌「ネイチャー」で発表したプロトコルでは成功しなかった。それは、使用している緩衝液の緩衝能が適していないことが理由として考えられたので、それも変更した。
一番の発見は、このような瀕死のストレス条件では、Acute T-cell leukemia(ヒト急性T細胞白血病)の細胞株である JurkatT細胞が、万能性を獲得するか、もしくは死ぬかの間で揺らいでいることである。何がそれを左右するのかを探るのが今後の課題だ>わかりやすく解説すると、以下のようになる。
<小保方氏が発見したSTAP現象を、がん細胞の一種であるJurkatT細胞を用いて再現実験を試みた。同細胞に対しては、小保方氏がネイチャーで発表した細胞に酸性ストレスをかける方法ではうまくいかなかったため、独自に修正した酸性ストレスをかける方法を試してみたところ、細胞が多能性(体のどんな細胞になれる能力)を示す反応を確認した。それと同時に細胞が死んでしまう現象も確認されたので、何が細胞の運命を分けているのかを探っていきたい>
■がん細胞の分野で研究の価値大
今回の論文で多能性を確認したAP染色陽性細胞は、小保方氏らのSTAP論文でも発現が確認されている多能性マーカーのひとつである。細胞が酸性ストレスによって多能性を示すという反応は、まさに小保方氏が発見したSTAP現象そのものだ。
世界的に活躍する国際ジャーナリストで、自身もニューヨーク医科大学で基礎医学を学び医療問題に関するリポートも多い大野和基氏は、同論文を次のように評価している。
「STAP現象の論文は撤回されたが、少なくともがん細胞の分野ではまだまだ研究の価値がある、ということだ。細胞の多能性に対する酸性 pH の効果は、がん生物学(がん幹細胞も含む)の分野では、注目されるトピックであり、STAP細胞が、がん細胞ではできた可能性があることを、このハイデルベルク大学の論文は示している。
また、この研究者らの実験では、小保方氏が確認した多能性を示すOCT4の発現を変えることができなかったようだが、異なる結果として、De Los Angelesほかが、STAPプロトコルのような、強いストレスでOCT4の発現が増加した例を紹介している。
ともあれ、『ネイチャー』のSTAP論文撤回後、海外の大学、しかもハイデルベルク大学においてSTAP現象を確認する実験が行われたことは注目すべきことである」
がん細胞の一種であるJurkatT細胞に対して、小保方氏が行った方法ではうまくいかなかった理由について、ある生物学の専門家は次のように分かりやすく説明してくれた。
「細胞の種類によってストレス反応に違いがあることも一因と考えられます。小保方氏はがん細胞以外の細胞を使っていたため、ストレスをかけるpHの違いが出ても不思議ではありません。
また、培養系の実験では、緩衝材の違いはもちろん、試薬のロット(製造日)差によっても結果が違ってくるというのは周知の事実ですし、シャーレのメーカーによっても結果に違いが出ることがあるほどです。それほど微妙な調整が必要な世界であり、プロトコル(手順)通りにやっても同じ結果が得られないことは普通です。
ハイデルベルク大学の研究グループは試行錯誤の結果、独自にSTAP現象を確認する方法を見いだされたのではないでしょうか」
日本国内では、マスコミによる異常な偏向報道によって、完全に葬り去られたように印象づけられたSTAP現象だが、そのような先入観もない海外の大学によって再現実験が試みられた事実は大きい。■日本の専門家たちの間違い
一部の専門家は、小保方氏がSTAP細胞のレシピ(詳細な作製手順)を公表するサイト「STAP HOPE PAGE」を開設した際にも、「STAPを今さら研究する研究者は世界にどこにもいない」と批判していたが、それが完全な間違いであったことが証明された。
ネイチャーのSTAP論文が撤回された理由は、小保方氏が発見した「STAP現象」の否定ではなかったことは前回記事で述べた通りである。
http://biz-journal.jp/2016/04/post_14602.html
小保方氏の人権を蹂躙するかのようなマスコミがつくり上げた世論に同調し、常識を逸脱した禁じ手まで使って論文をなきものとして責任逃れをした理研や早稲田大学と比べ、真摯に生物学的現象を追究するハイデルベルク大学のニュートラルな姿勢は、科学に向き合う本来のあり方を教えてくれる。
ハイデルベルク大学が発表した今回の論文によって、STAP現象に対する世界的な関心が再び高まっていくかもしれない。
(文=大宅健一郎/ジャーナリスト)
●培養系の実験での、「微妙な調整が必要でありプロトコル通りでも同じ結果を得られない」という「周知の事実」
http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/17311310.html
2016/5/14(土) 午後 2:09大宅健一郎氏がビジネスジャーナルに掲載した、がん細胞におけるSTAP現象の再現実験を行ったハイデルベルク大に関する記事の中で、培養系の実験の匙加減の微妙さ、難しさについて、「生物学の専門家」の説明が紹介されていました。
http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081_2.html
「がん細胞の一種であるJurkatT細胞に対して、小保方氏が行った方法ではうまくいかなかった理由について、ある生物学の専門家は次のように分かりやすく説明してくれた。
『細胞の種類によってストレス反応に違いがあることも一因と考えられます。小保方氏はがん細胞以外の細胞を使っていたため、ストレスをかけるpHの違いが出ても不思議ではありません。
また、培養系の実験では、緩衝材の違いはもちろん、試薬のロット(製造日)差によっても結果が違ってくるというのは周知の事実ですし、シャーレのメーカーによっても結果に違いが出ることがあるほどです。それほど微妙な調整が必要な世界であり、プロトコル(手順)通りにやっても同じ結果が得られないことは普通です。
ハイデルベルク大学の研究グループは試行錯誤の結果、独自にSTAP現象を確認する方法を見いだされたのではないでしょうか。』」
■これは、以前にもご紹介した若山氏の説明とほぼ同じ趣旨です。若山氏は、2014年4月号(3月10日発売)の文藝春秋誌で、次のように語っています(まだ3月10日に撤回を言い出す前で、小保方氏を擁護していた2月26日時点でのインタビュー記事です)。
◎【参考】小保方氏の実験の難しさを伝える若山氏のかつての文春インタビュー記事
http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/16110635.html
「STAP細胞は、体細胞を弱酸性の液体に浸して作るので、小学生でもできそうですが、細胞の濃度を揃えるといったことや、洗浄は何回しなければならないといったコツがあります。遺伝子を入れるか入れないかは作業としてはっきりしていますが、コツが含まれる作業というのは、際限なく難しい場合がある。僕も理研から山梨大に引っ越す直前、STAP細胞の作り方を教わってやってみたら成功しましたが、山梨大に移ってからは、まだ成功していません。
コツの習得以外に、どの実験室でやるかによって成功率も変わってきます。昔、ハワイ大学からロックフェラー大学に移ったときも、ハワイ大学で何度も成功していた体細胞クローンマウスの作製に半年間、成功できなかった。自分自身が開発して世界でいちばんのテクニックを持っているにもかかわらず、うまくいかないことがある。
水ひとつとっても、どの会社の水でなければならないとか、すべての試薬について最適なものを使わないと、再現できない場合があるんです。」
笹井氏が記者会見時の配布資料で、STAP細胞の作製の段階ごとの難しさを説明していましたし、
http://www3.riken.jp/stap/j/s3document1.pdf (3枚目)若山氏も上記のように極めて微妙な調整が必要と述べていることからすれば、小保方氏自身であっても、STAP細胞の再現は難しいところがあるということは容易に理解できます。しかし、「簡単だといい、何回も作ったと言っているくせにできなかったじゃないか」というステレオタイプ的批判をする人々が依然として多数いるようですので、第三者の識者が、この世界での「周知の事実」の解説をしているという点で興味深かったため、備忘的に掲載しておこうと思います。
こういう培養系実験での「周知の事実」があり、若山氏も微妙な調整の必要性を指摘しているにもかかわらず、鉛のように重たく感じられるエプロンを着せられ、皿、試薬その他実験環境の「微妙な調整」に配慮もなされないままに行われたのが、小保方氏の再現実験だったということです。
相澤氏が会見の最後で、「こういうことは科学のやり方ではない」と敢えて発言し、小保方氏に謝罪したのも、そういう「周知の事実」を理解していたからでしょう。
いつも鋭く切り込む秀逸記事を連打されているryuubufanさんの記事も載せておきますね。
●独最有力大学でSTAP現象確認
http://blogs.yahoo.co.jp/ryuubufan/68857794.html小保方晴子の勝利がほぼ完全に確定した。本の出版が1月にあり現在26万部突破の状況、3月にホームページ開設、世界中から多くのアクセスがあった。もうこれだけで小保方勝利は確定したも同じだったが、遂にドイツの最有力大学であるハイデルベルク大学が癌細胞を使ってSTAP現象を確認したと言う。小保方晴子のSTAP現象とは別のもののようだが、基本線は同じだ。ある癌細胞がある酸性条件下で万能性を獲得するというものだ。小保方STAP細胞に比べるとまだまだ中途半端のようだが、STAP現象確認と言う重大な基本部分については決着したと言っても過言ではない。ハイデルベルク大学について調べると、ドイツ最古の大学で、ノーベル賞受賞者56人、世界大学ランキングでも30位台でドイツ国内では2位、或いは1位である。正にドイツの顔とも言える大学である。小保方HPには世界の有名大学からのアクセスもあったと言っていたが、その通りだった訳だ。間違いなく他大学でも確認実験が行われているだろう。そう簡単に確認できる訳がない。STAP現象は最早神の領域である。今回何とかちょこっとだけ踏み込んだと言う感じだろう。それでも否定されたものが肯定された訳で、決定的な違いである。
小保方晴子にギャーギャー言っていた連中は、今度はハイデルベルク大学に言え。勿論言える訳が無い。純粋に科学的にSTAP現象は確定した。理研も早稲田も謝罪会見の準備を始めたらいい。連中にとってはもう絶望的状況である。ブラックマスコミもそうだ。今回の報道はサイゾーという所から出ている。割りと新発のメディアのようで、ちょっと聞いた事もある。決していい印象があった訳じゃないが、特別悪い印象があった訳でもない。基本的には保守系と思うが、ブラックマスコミとは一線を画しているのかも知れない。今回のような記事が出るのはブラックマスコミではないという事である。問題は今回の報道がマスコミにも広がるかどうかである。出す筈はないと思うが、事実を隠し通す事は不可能だ。どこかで報じざるを得なくなる。しかし、それはブラックマスコミの壊滅さえあり得る事を意味し、その影響は甚大で政治状況にさえ影響が及ぶ可能性がある。マスコミは信用が唯一の頼りであるが、それが崩壊すれば存在が成り立たない。小保方攻撃は市民攻撃であり、小沢攻撃以上に悪質だ。
小保方晴子が蒙った損害は心身ともに甚大で、ブラックマスコミは小保方晴子の名誉回復に最大限の配慮をしなければならない。それはSTAP細胞の復権でもある。理研は根底からの科学的謝罪をしなければならない。それは組織崩壊に繋がる。ノーベル賞の野依も理研を離れざるを得ない。早稲田の学長も辞任である。小保方を批判した雑魚研究者らも自発的に辞職せよ。小保方復権は体制転換と表裏である。影響は長期に及ぶ。ブラックマスコミの沈没は安倍政治に決定的影響が出る。それは偽ユダヤ支配体制への決定的影響へと繋がる。
小保方晴子は深い谷底から一気に頂上へ翔け上がる。万能細胞の常識化は医薬産業、生命保険産業に根底的変革を齎し、時代は全く新しい舞台に切り替わる。人々の常識も変わる。人生観も変わる。それは政治経済に根本的変革を起こす。長い時間がかかるが、急激な変化でもある。小保方晴子が表に出る事で変化は加速される。小保方晴子は一挙に世界的存在になる。ノーベル賞どころのレベルではない。
世界は変わっている。プーチンの登場、トランプの登場は世界に根本的変化を齎す。テレビ新聞時代はインターネット時代に変わる。世界の根本的舞台転換が小保方晴子の再登場を現実とする。小保方晴子のインパクトはブラックマスコミを破壊する。