小保方氏がHP開設

『あの日』の出版に引き続き、小保方氏は自らの情報発信のためのインターネットサイトを開設したそうです。


昨日の午後5時の日経新聞記事よると、STAP細胞の作製手順や理研による検証実験の内容を公開するホームページを開設したようです。

●小保方氏がHP開設 STAP細胞の作製手順公開
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040016_R30C16A3000000/
2016/3/31 17:06 日経新聞
 理化学研究所の元研究員小保方晴子氏が、STAP細胞の作製手順や理研による検証実験の内容を公開するホームページを開設したことが31日、分かった。全文が英語で、「STAP細胞の実現を希望して手順を公開する」と説明している。〔共同〕


以下↓は上田眞実氏の記事です。

小保方晴子氏がHP開設、STAP細胞の作成方法を公開…「人類に大きく貢献」
http://biz-journal.jp/2016/03/post_14499.html
2016.03.31
文=上田眞実/ジャーナリスト Business Journal

 一連のSTAP細胞論文問題をめぐり2014年12月に理化学研究所を退職した小保方晴子氏の代理人である三木秀夫弁護士によると、4月1日に小保方氏がホームページ(HP)を開設することが明らかになった。
 内容は小保方氏のレシピ(日本語でコツを意味)を含むSTAP細胞の詳細なプロトコル(作成手順)と、1月に出版された小保方氏の手記『あの日』(講談社)に書かれた検証実験結果が公開されている。今後、さらにSTAP細胞に関連する情報を公開していく予定だという。
「STAP HOPE PAGE」と名付けられた小保方氏のHPは、謝罪の言葉から始まっている。「STAP細胞問題で世間を騒がせた責任を痛感しており、研究者として深く反省している」とした上で、HPを始める目的は将来的にSTAP現象に興味を持った科学者が研究に取り組めるように可能性を残すことだとして、未来の科学者が「STAP現象」の研究を始める手助けにしたいとしている。
 ただ、小保方氏は現在、体調不良で治療下にあるため、体調を見ながら少しずつ更新を続けていくそうだ。
 HPはすべて英語で書かれ専門的ではあるが、プロトコルの最後の「Typical Result」に掲載された写真は、STAP細胞塊が現れたことを示す「Oct4-GFP」の発現を確かめられるものだ。明らかに細胞が死ぬときに光を放つ「自家蛍光」とは違う「STAP現象」が確認できる。また、『あの日』(236ページ)の15行目に書かれたEカドヘリンの免疫染色も公開することにしたという。
理研の検証実験でも再現
 さらにATP浴という方法で細胞を刺激した実験の遺伝子解析の結果では、『あの日』の220ページの5行目に書かれた通り、ES細胞や受精卵と同等の多能性マーカーが発現している細胞塊が存在した証拠を示しており、「STAP現象」は理研の検証実験で再現されていたことを証明している。
 この結果は14年の12月19日に理研の公式HP上で「STAP現象の検証結果」として公開されており、誰でも見ることができる。しかし検証結果の最後は、「自家蛍光と区別することも困難」と発表されている。
 そのため、小保方氏はHP上で検証結果を報告することによりSTAP現象の存在を明らかにし、誰かもう一人の科学者に再現してほしいと希望(HOPE)を託す事にしたようだ。そして、次のように綴っている。
STAP細胞研究が進歩し、然るべくして科学出版の最前線に戻る事が心からの願いです。それは皆の利益になるでしょう」
「切なる希望は、誰かが生命の秘密の次の扉を開けてくれることです。STAP現象はその扉の鍵となるかもしれない。STAP現象が将来の人類に大きく貢献するものであると信じています」
 STAP細胞問題はやっと科学的議論、検証の世界に戻った。できれば、科学は科学の世界で検証し、その行く末をそっと見守るのが、我々ができる最良の配慮ではないだろうか。
 小保方氏が「STAP現象」により産出させた細胞の命の光は、どんな研究者が受け継ぎ、研究室で灯し続けていくのだろうか。小保方氏が示す「STAP研究の発展は皆の利益になる」の具体的な利益とは何か。その答えは100年先、200年先に出るのかもしれない。
(文=上田眞実/ジャーナリスト)

●小保方氏、全文英語の「ホームページ」立ち上げか 再び「STAP細胞はあります」?
http://www.j-cast.com/2016/03/31262938.html
2016/3/31 18:04 J-CASTニュース
理化学研究所理研)の元職員、小保方晴子氏を名乗る人物が新たなホームページを立ち上げた。ホームページの管理人が小保方氏本人だとする証拠は見当たらないものの、報道各社は本人が立ち上げたものだと「断定」している。
ホームページ内の言語はすべて英語。2016年3月25日付けで発表されているメッセージで、「STAP細胞」の存在を証明する科学的証拠を科学コミュニティに提供する、と立ち上げの目的を説明している。

■「精神的、肉体的にうつ病を治療中」とも告白
「STAP-HOPE-PAGE」と題されたホームページには、Greetings(あいさつ)、Past background of STAP(「STAP」の由来)、Protocol for STAP cells(「STAP細胞」のプロトコル) Results of the STAP verification experiment(「STAP細胞」実証実験の結果)、Announcement(発表)の4カテゴリが設定されている。
「あいさつ」では、「2014年にネイチャーに掲載された『STAP論文』について、科学者として深い反省と心からの謝罪を表明する」と謝罪し、ホームページを立ち上げた動機を「『STAP細胞』の存在を証明する科学的な証拠を科学コミュニティに提供するため」だと明かした。
最後に、自身の現状について「精神的、肉体的にうつ病を治療している」と説明し、「いつか科学の最前線に戻ることを心から願っている」と書いている。
その他のカテゴリでは、図説を用いながら「STAP細胞」というネーミングの由来や、生成過程を詳しく解説している。
STAP細胞」をめぐっては14年12月、理研の調査委員会が「ES細胞の混入した可能性が高い」とする最終調査結果をまとめた。
しかし、小保方氏 自身は16年1月に自著「あの日」(講談社)を上梓し、今なお理研の調査結果を否定し続けている。

小保方さんのサイトは以下↓のようですが、なぜか見ることができません。どうしたのでしょうか。アクセスが集中しすぎたためでしょうか。それとも妨害工作
【4月2日現在、サイトへのアクセスは回復しています】

●STAP HOPE PAGE
https://stap-hope-page.com/

キャッシュをとってくださった方おられ、以下のアドレスで内容を確認することができます。すべて英語です。

■Greetings
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=n0EKUFWClMcJ&p=STAP+HOPE+PAGE&u=https%3A%2F%2Fstap-hope-page.com%2F
■Past background of STAP | STAP HOPE PAGE
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=WCjVwVIrrJIJ&p=Past+background+of+STAP&u=https%3A%2F%2Fstap-hope-page.com%2Fpast-background-of-stap
■Protocol for STAP cells | STAP HOPE PAGE
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=S73nCFaHeegJ&p=Protocol+for+STAP+cells&u=https%3A%2F%2Fstap-hope-page.com%2Fprotocol-for-stap-cells
■Past background of STAP | STAP HOPE PAGE
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=kodlYEhEdaMJ&p=Results+of+the+STAP+verification+experiment&u=https%3A%2F%2Fstap-hope-page.com%2Fresults-of-the-stap-verification-experiment
■Results of the STAP verification experiment | STAP HOPE PAGE
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=kodlYEhEdaMJ&p=Results+of+the+STAP+verification+experiment&u=https%3A%2F%2Fstap-hope-page.com%2Fresults-of-the-stap-verification-experiment
■Announcement | STAP HOPE PAGE
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=W4TDQi-B2JkJ&p=Announcement+STAP+HOPE+PAGE&u=https%3A%2F%2Fstap-hope-page.com%2Fannouncement

【参考】
●【全編動画】STAP細胞問題で小保方晴子氏が会見
https://www.youtube.com/watch?v=Nbr6WrhJCW4

2014/04/09 に公開
STAP細胞の論文問題で、理化学研究所小保方晴子研究ユニットリーダーが9日午後、大阪市内のホテルで会見した。小保方氏が公の場に出るのは1月の論文発表の会見以来始めて。
■詳細はこちら
https://thepage.jp/detail/20140408-00000014-wordleaf

あの日

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