小保方女史、2本目の論文の撤回に同意

小保方女史が2本目の論文撤回に同意した旨の今朝のニュース。


同意したのは「レター」と呼ばれるSTAP細胞の万能性を調べた補完的な論文の方。主要論文(1本目)の方は撤回に同意していない。STAP細胞は存在するという小保方さんの主張に変わりはない。



●小保方氏、STAP論文1本「撤回に反対せず」
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140528-OYT1T50131.html?from=ytop_top
2014年05月29日 07時39分

 STAP(スタップ)細胞の論文問題で、理化学研究所小保方晴子ユニットリーダーが、英科学誌ネイチャーに掲載された2本の論文のうち1本について、「撤回に反対しない」と共著者に伝えていたことが分かった。

 代理人を務める三木秀夫弁護士が28日、読売新聞に明らかにした。

 2本の論文は、1本目でSTAP細胞の作製方法や特徴をまとめ、2本目で高い万能性を詳しく示したという構成。理研調査委員会が研究不正を認定したのは1本目で、今回、小保方氏が撤回に同意したのは、その後、画像データなどに新たな疑義が指摘された2本目。責任著者の理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長と山梨大の若山照彦教授が撤回の意向を示し、小保方氏も同意したという。