[小保方STAP細胞]論文撤回しても「STAP細胞はなくならない」(小保方晴子)


理化学研究所小保方晴子ユニットリーダーが論文撤回に同意した理由について説明する三木秀夫弁護士=大阪市北区

小保方晴子ユニットリーダーが論文撤回に同意したそうです。

悪党検察が容疑者を自白に追い込むような手口が使われたのでしょうか。

三木弁護士は以下のようにコメントしている。

「精神的な圧力を受け同意せざるをえない状況に追い込まれていることがうかがえる」

「撤回しないと懲戒解雇され、STAP細胞の有無を調べる理研の検証実験に参加できないと考えたようだ」

理研の撤回勧告という重圧があり、精神的に不安定な中で、STAP細胞の検証実験に参加するには応ぜざるを得ないという心境に至った」


さらに気になるのはバカンティの動き。

●Last remaining support for controversial stem-cell papers collapses
http://blogs.nature.com/news/2014/06/last-remaining-support-for-controversial-stem-cell-papers-collapses.html
Then, out of the blue on 30 May, Vacanti sent a letter to Nature asking for a retraction of the first paper. This move may have broken Obokata’s resistance. On 3 June she signed an agreement to retract the first paper and handed it to RIKEN, a spokesperson confirmed.
5月30日に突然、ヴァカンティがNatureに対し、第1論文の取り下げを依頼するレターを送った。この動きが、小保方のこれまでの抵抗を挫いたのかもしれない。6月3日、小保方は第1論文の取り下げ同意書に署名し理研に提出した。

●小保方氏「STAP細胞はなくならない」 代理人に話す
http://www.asahi.com/articles/ASG645X23G64PLBJ005.html
2014年6月4日19時53分 朝日新聞

 理化学研究所小保方晴子・ユニットリーダーの代理人の三木秀夫弁護士は4日夕、報道陣に対し、論文撤回同意の理由について「精神状態が安定していないため十分把握していないが、精神的な圧力を受け同意せざるをえない状況に追い込まれていることがうかがえる」などと話した。
 小保方氏はSTAP細胞の存在を信じており「論文を撤回することで、事実そのものがなくなるわけではない」と話したという。小保方氏は、理研が独自に行っているSTAP細胞の検証実験への参加を希望しており、「参加のためには応じざるを得ない」という趣旨の説明をしたという。
 共著者であるハーバード大のチャールズ・バカンティ教授から「白紙にすることも一つの道ではないか」という趣旨のことを、小保方氏が伝えられているという。
 また、三木弁護士は、論文の撤回について「悩んでいるのは聞いていた。(同意を求める)書類が来たと言うことまでは聞いていたが、出したことはきょう初めて知った」と戸惑いをみせた。
 論文撤回の同意について電話で話したところ、小保方氏は「私は何のためにここまで頑張ってきたんだろう」などと漏らし、落ち込んでいる様子だという。
 理研から不正認定されていないSTAP細胞の論文に疑問点が出ている点については「(論文撤回とは)関係ありません」と話しているという。(小堀龍之)

●STAP細胞:小保方氏、代理人に「STAP細胞はある」
毎日新聞 2014年06月04日 20時53分(最終更新 06月04日 21時49分)
 一転して撤回に同意したのはなぜ−−。理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)がSTAP細胞の主要論文撤回に同意したことが明らかになった4日夕、代理人を務める三木秀夫弁護士が大阪市内で報道各社の取材に応じた。撤回の理由について三木弁護士は「本人の精神状態が安定せず、十分な把握はできていない。同意せざるを得ない状況に追い込まれたと思う」と説明した。
 三木弁護士によると、小保方氏が同意の文書を共著者の一人に提出していたことは、同日の報道で初めて知ったという。入院中の小保方氏に電話して事情を聴くと、沈んだ声で「仕方なかったんです」と漏らし、「私は何のために頑張ってここまで来たのだろう」「共著者や応援してくれた人におわびしたい」「悲しいです」などと話したという。
 ただ、「論文を撤回しても『STAP細胞はある』という事実がなくなるわけではない」とも話したという。
 小保方氏は理研から不正と認定された後も「論文を撤回すると、STAP現象は間違いと発表したことになる」と撤回を否定し続けていた。対応を一転させた背景について、三木弁護士は「撤回しないと懲戒解雇され、STAP細胞の有無を調べる理研の検証実験に参加できないと考えたようだ」と明かした。
 更に、もう一人の責任著者である米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授や、ノーベル賞受賞者である野依良治理研理事長の意向も大きかったようだ。
 三木弁護士によると、バカンティ教授は小保方氏に電子メールで「白紙に戻すのも一つの道ではないか」との趣旨のアドバイスをした。「バカンティ教授は小保方氏の置かれた状況を常に心配していた。彼の意向が伝えられたことが、撤回を決意した理由の一つだったのではないか」と三木弁護士は語る。
 また、5月8日に論文の不正認定が確定し、野依理事長が撤回を勧告したことも重く受け止めた様子だったといい、「精神的圧力を受け、判断能力が低下しているようだ。弁護団としては今後、検証実験への参加などをサポートしていきたい」と話した。
【畠山哲郎、吉田卓矢】
http://mainichi.jp/select/news/20140605k0000m040090000c.html

●「仕方なかった。悲しい」小保方氏、苦渋の選択…検証実験へ参加願い
産経新聞 6月4日(水)21時7分配信
 新たな万能細胞としてSTAP(スタップ)細胞を華々しく発表してから4カ月余り。主要論文の撤回に同意した理化学研究所小保方晴子氏(30)は6月4日、代理人の三木秀夫弁護士に「仕方がなかったんです。悲しいです」と打ち明けたという。三木弁護士は「彼女は精神的に追い詰められ、撤回は本意ではない」と述べ、「細胞の存在を確認する検証実験に参加するために、応じざるを得なかった」と苦渋の選択だったことを強調した。
 「私は何のために、これまで頑張ってきたんだろう…」。三木弁護士によると、6月4日午後に電話でやり取りした小保方氏の声からは論文撤回への悲しみが滲んでいた。
 小保方氏はこれまで主要論文の取り下げに同意してこなかったが、ノーベル賞受賞者でもある理研野依良治理事長に論文撤回を勧告されたことは重く受け止めていたという。また、所属している理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)での検証実験に参加し、細胞の存在を証明することを望んでおり、撤回しなければ「実験に参加できなくなるかもしれないという重圧があった」(三木弁護士)という。
 最近の小保方氏の様子について三木弁護士は「4月の入院以降、質問に無言だったり『わかりません』と答えるなど思考が止まることがある」と述べ、精神的に追い詰められ、判断能力が低下していると指摘。撤回の判断が主体的に行われたかについて疑問を呈した。
 三木弁護士は、小保方氏が望む実証実験への参加がかなわない場合は理研以外の機関で研究を続ける可能性についても触れ「10年後に、あの騒ぎは何だったのかと、歴史が判断を下すだろう」とSTAP細胞は存在するとの主張は変えなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140604-00000569-san-sctch