小保方問題とブラックマスコミ

「ryuubufanのジオログ」さんの以下の記事が、今回の小保方問題の本質をズバリ切り出しています。

http://sky.geocities.yahoo.co.jp/gl/ryuubufan/view/20140315
●小保方問題とブラックマスコミ
 小保方さんが大変な目に遭っている。正に天国から地獄。可哀想に。世紀の大発見者が嘘つき呼ばわりの体である。心神喪失状態と言う情報もある。一体どんな迷惑を社会にかけたと言うのか。大きな期待をさせて裏切る結果になるのはよくある事だ。社会が損害を蒙った訳じゃない。期待が消えただけで、実損はゼロである。

 更に言えば、万能細胞自体はまだ否定された訳じゃない。今後証明される可能性はある。そうなれば、期待は再度膨らむ事になる。万能細胞というものに世界の関心を高め、その事が存在の証明にアクセルを吹かせる結果となるかも知れない。

 小保方問題は国家社会にとってどうでもいい問題だ。一度スターに祭り上げられた小保方さんだった故に、問題が過剰に膨れ上がってしまった。スターに祭り上げたのは一体どなたでしたか?
 
 ブラックマスコミでしたね。祭り上げておいて落すのは、ブラックマスコミの最高の手口だ。今回の大騒ぎはブラックマスコミも大きく関与している。

 小保方さんはまだ30歳で、この間まで学生をやっていたような幼い人格と言える。早稲田の博士論文でもやってはいけないやり方があったようで、本人にはそもそも邪道の意識は無かったようだ。ノーベル賞の野依氏によれば、カルチャーが変わったという印象のようだ。国家社会自体が上から下まで滅茶苦茶になっている今の日本で、研究所のカルチャーが変わるのも当然だろう。悪意を持って研究した訳でも、発表した訳でもあるまい。精々指導のハーバード大教授の思惑があった位のものだ。

 今回の問題で国家社会は何の実損もない。未熟な研究者のミスが炙り出されただけの事だ。万能細胞はまだ可能性が否定されちゃいない。少なくとも小保方さんは実現した可能性はある。研究者のミスは飽くまで論文の手続き上の事だ。

 国家社会が上から下までいい加減の日本で、この程度のいい加減にどんな意味があると言うのか。馬鹿馬鹿しい。政治のいい加減でどれだけの実損が発生しているか。官僚のいい加減で国民がどれほど馬鹿を見ているか。万能細胞の期待がちょっと萎んだ位で何騒いでいるんだ。

 ブラックマスコミが国家社会に与えている損害は天文学の世界である。そのブラマスが未熟な研究者の些細なミスを丸で犯罪者の如くに暴き出して見せている。小沢事件の時の光景と似通う。政治資金の記載法の些細な問題を巨大犯罪の如くに見せたブラックマスコミ。奴らに人のミスをあげつらう資格は無い。

 幼気な研究者の論文手続き上の些細な問題をあげつらって、如何にも正義漢ぶるブラックマスコミ。小保方さんはもう国内では研究者として生きて行けないかも知れない。可哀想だ。生きていていけないのはブラックマスコミでなければならないのだ。