スーパー高齢者になりたい

昨夜のNHKクローズアップ現代のテーマは「スーパー高齢者」。

先日京都で開催された、驚異の身体能力を持つ<スーパー高齢者>が集う世界競技大会・ゴールドマスターズの模様も紹介されてました。

90歳を超える高齢者がトラックを疾走する姿にはちょっと感動しました。

いま日本では100歳を超える高齢者は5万人を超えるとのことですが、これからの体の鍛え方に如何によってはスーパー高齢者になるのも夢ではない(・。・)ぷっ♪

番組に登場した宮崎秀吉翁は103歳!おそらく最高齢の現役アスリート。

以前、スポーツは活性酸素を発生させるので体に悪い、なんていう説が流行りましたが、たぶんウソだと思います。活性酸素の発生を抑える抗酸化サプリメントは逆に健康に害がある、という研究もあります(日経サイエンスで読んだ)。

活性酸素はDNAを傷つけると言われていますが、逆にDNA修復機能を活性化させて悪い細胞のアポトーシスを促進し免疫機能についても向上させる作用があるのでしょう。

これって低線量率放射線の作用(ホルミシス効果)と同じですね。

活性酸素悪玉説は低線量放射線悪玉説と同様間違っているのではないか。


ところで、番組に登場した守田満おばあちゃまは90歳。もともと陸上をやっていたわけではない。なんと69歳のときに始めたそうです。たまたま参加した地域の運動会がきっかけで本格的に練習をはじめ、90歳の現在、100mと200mで世界記録保持者。

さらに驚いたのは守田満さんの食生活。朝食は豚肉6枚、生卵など。昼食はうなぎ、さらに夕食には焼き肉。タンパク質をしっかりとっている。

守田満さんの画像↓がありました。
●世界!ご長寿超人GP_守田満
http://www.youtube.com/watch?v=FV-8jeLLai0



番組紹介記事は以下↓(オンデマンドでも見ることができるそうです)

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3415.html
2013年10月10日(木)放送
人生後半こそ輝け!
“スーパー高齢者”の競技会
 
出演者下方 浩史 さん (名古屋学芸大学大学院教授)

世界記録は出たのか!? 今月、驚異の身体能力を持つ“スーパー高齢者”が集う世界競技大会・ゴールドマスターズが日本(京都)で開催された。45歳以上、上は100歳を超えるお年寄りたちが世界中から参加。日本人で、100m世界記録保持者の103歳のおじいさんや、「八代のウサイン・ボルト」の異名をとる90歳の俊足おばあさんなど、シニア界屈指の“強者”が、世界記録をかけてしのぎを削る。厚労省の調査で100歳以上となる高齢者は5万4397人と、過去最多を更新した日本。多くの競技で世界記録を持っているのが、実は、日本の高齢者たちだ。中には若い頃は陸上とは縁がなく、高齢になってから競技を始めて、記録を打ち立てた人も少なくない。オリンピックでは欧米やアフリカ勢が強く、なかなかメダルがとれない日本人だが、なぜ高齢者たちは世界を相手に活躍できるのか?どんな食事や生活を?“スーパー高齢者”の闘いと暮らしに密着し、そのパワーと健康の秘密に迫る。