多田選手が100mで9秒台!(ただし追い風参考記録)


日本人初の9秒台。ただし、追い風の参考記録で公式記録ではないのが残念。


●【日本ニュース】陸上男子100m 多田が追い風参考記録で9秒94(2017/06/10)

●多田、歴代7位の10秒08=追い風参考では9秒94−陸上男子100
 陸上の日本学生個人選手権第2日は10日、神奈川県平塚市のShonan BMWスタジアム平塚で行われ、男子100メートル決勝で20歳の多田修平(関学大)が日本歴代7位の10秒08(追い風1.9メートル)をマークして優勝した。

 多田は世界選手権(8月、ロンドン)参加標準記録の10秒12を突破。男子100メートルでの突破者は、桐生祥秀東洋大)、山県亮太セイコー)、飯塚翔太(ミズノ)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)のリオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダルのメンバーに続き5人目となった。
 多田は同日の準決勝では、追い風4.5メートルの参考記録ながら9秒94をマークした。日本選手が国内の電気計時で9秒台を記録したのは初めて。米国では15年3月に桐生が追い風3.3メートルで9秒87、今年4月にケンブリッジが同5.1メートルで9秒98を記録している。 (2017/06/10-19:13)