先日のリチャード・コシミズ台湾講演会がはやくもアップされていました。輿水さん初めての海外講演。この講演の当日は三重県への旅行中で中継を見ることができなかった。
このレクチャーをじっくり視聴して、台湾ならびに台湾をとりまくアジアの歴史が、ディープに理解できた。
●2012.10.7リチャード・コシミズ台北講演会 「脱欧入亜」
「脱欧入亜」とは明治時代の「脱亜入欧」のひねり。800年にわたる欧米の地球支配の歴史が大きく変化している。台湾をめぐる裏の歴史に対する切り口に注目。
連続再生 7分割となります。
http://www.youtube.com/watch?v=_jdD84LyoiA&list=PLPg7hSdi4rU4Azn00LGG-Eqa6V-nLmcc_&feature=view_all
<以下、覚書メモ>
オランダ統治時代、鄭成功の政権時代、清朝統治時代、日本統治時代を経て、1945年10月15日に、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が発した一般命令第1号に基いて中華民国軍が進駐し、同年10月25日以後は中華民国政府が実効支配している。
ところで、鄭成功(ていせいこう)の母親は平戸の日本女性だった。
「客家(はっか)」は「アジアのユダヤ人」と呼ばれている。(ただし、人種差別とはまったく関係はありません。)
客家とマイノリティー支配について研究する必要がありそうです。
台湾は単純に台湾ではない。
ユダヤ米国は、中国を国民党支配から共産党支配に変えたかった。
蒋介石の国民党軍は、稚拙な作戦で意図的に敗戦したのではないか?
蒋介石の使命は「負ける」ことだった。
米国の背後の世界支配階層は、中国を共産化させて中ソの二枚看板とし、台湾の国民党と対立させて、戦後の冷戦体制を盛り上げようとした。
現代:日本のエセ右翼勢力と連携して、良好な日台関係を誇示することで日中の接近を牽制したい、という動きあり。
日台双方に見え隠れする「客家」人脈による「猿芝居」?
建前の政治対立と背反する経済的結合。台湾企業人なしでは立ちいかない中国経済。
どちらが共産主義かわからない実体。 イデオロギー抗争はまったく無意味。
尖閣問題は、日中、日台間の問題ではない。
一に米国の経済問題である。
一に中国の内部対立問題である。
日中韓の手先に利益誘導。
米国経済破綻が間近に迫っている。
破綻となれば、東アジア共同体機運が高まる。
日中韓が経済統合すればアメリカは見捨てられ三等国家に。
世界の中心が欧米から東アジアに。