検証(番外)放射能風評被害の根底にLNT仮説あり

福島県を中心として全国に蔓延している放射能風評被害の元凶は、LNT仮説(Linear No-Threshold: 直線しきい値なし説、直線説ともいう)である。

福島原発20キロ圏の境界線上に位置する某企業の研究所の方と半年ぶりにお会いし、お昼を食べながらいろいろ話をした。3月11日の地震で工場と実験設備は半壊。最近やっと研究活動が現状復帰しつつある。家族は元気である。生活は最近やっと平常にもどった。

しかし、いまだに放射能風評被害がひどいという話。従業員はもちろんのこと、工場に出入りする業者が作業をいやがったりして大変だとのこと。


風評被害のすべての元凶はLNT仮説(直線説)にある、という話をした。

放射線の人体への影響については閾値(しきいち)は存在せず、いかなる低線量放射であってもすべて悪である、という仮説がLNT仮説だ。

おそろしい仮説だ。

LNT仮説は1950年代のアメリカで提唱されて以来、半世紀以上が経過した現在でも実証的に検証されていないにも拘わらず、一部の学者はこの仮説に基づいて放射能パニックをあおっている。とくに以下の4人は確信犯。

武田邦彦
児玉龍彦
小出裕章
広瀬隆

この4人の名前は良く覚えておこう。科学(サイエンス)のふりをして民衆に放射能パニックを煽動する要注意人物。

かれらのおかげで福島の人々はどれほど苦しんでいることか。この非科学的な単なる仮説によって、放射線被ばく線量の上限が定められているばかりか、心理的にも福島の人々に、必要のない苦しみと不安をもたらしている。


LNT仮説が提唱された背景には、実は裏がある。これについては後日検討する。