人工地震説の検証(30)

人工地震地震津波兵器の可能性について、賛成論、反対論を含めて、様々なブロガーの間での議論を自分なりにまとめた質疑応答集。


【質疑応答集】(その1)

【疑問1】
 人工的に地震津波を起こすなんて、そんなこと人間にできるわけないでしょ? バッカじゃないの。

【回答】
 できます。核兵器で簡単に地震津波を発生させることができます。
いまや人工地震という現象自体を否定する人はほとんどいないでしょう。人工地震地震津波兵器として攻撃の手法として用いることが可能か否か、ということになると意見が分かれるでしょうが。

人工地震については過去にたくさん事例がありますし、ちょっと前までは新聞記事でも普通に話題にされていました。(地殻の調査や地震カニズムの研究のために人工地震を起こす例もあります。)

また、1979年のフランスのムルロア環礁の核実験では、実際に海底断層がスライドし津波も発生して被害が出ており、発生後6年たってから政府当局もこれを公式に認めています(検証11参照)。(これは核実験に起因する地震津波発生を公式に認めた唯一の事例ではないだろうか。)
http://rainbowwarrior2005.wordpress.com/2010/01/22/could-earthquake-in-haiti-be-man-made-the-answer-is-yes/

戦後、核保有国は、既にこの地球上で1000回以上にわたって核実験という名の核爆発を実施していることを思い出そう。(広島、長崎、911イラク?を除いてすべて過疎の陸地や海中や大気中で行っていますが)

さらに地中深くに水を注入することによっても地震が起こるという地震学者もいます。これについても多くの事例がある。日本では、故・山本寛氏や元北海道大学教授の島村英紀氏です。つまり、現在地震学界で主流のプレートテクトニクス理論では説明できない地震も多いということです。(Wikipedia地震の項にもいくつか事例が掲載されている。)

 技術的に十分可能であるし、実は地震津波兵器については太平洋戦争末期から60年以上にわたって研究されていたという話もあります。結構古い戦争技術なのかも知れません。

 たとえば、1944年、米軍は対日攻撃のために核兵器を海底のプレート断層に仕込むことによって地震津波を発生させる計画のシミュレーションを繰り返していた、ニュージーランドでの実験では、30メートルの津波を発生させることに成功したという話がある。

 また、1944年とその翌年の1945年に日本の太平洋岸(東南海、三河)を大きな地震津波が襲いそれぞれ数千人が犠牲になった。この時、米軍の攻撃目標であった三菱重工業中島飛行機の工場が壊滅的な打撃を受けている。これらの地震津波についても検証する必要があります。(戦時下ということで日本ではほとんど報道がされていない)

 さらに、スマトラ沖地震ハイチ地震阪神大震災四川大地震ニュージーランドなど、近年起こった大地震についても人工地震説を主張する人がいます。

【疑問2】
 小規模の人工地震核兵器で可能だとしても、今回のM9.0の超巨大地震はエネルギー的にとても無理じゃないの?

【回答】
 意外とそうでもないのですよ。数十〜百キロトン規模の核兵器で十分らしいのです。
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/376.html

 しかも、気象庁の公式発表の通り、今回の地震は三つ子地震であり、3つの異なる震源域の破壊です。この3つをトータルしてM9.0と計算しています。一つ一つの地震がそれぞれM9.0だったということではないことに注意。

 また、山本寛氏や柴田哲孝氏の「水素核融合説」を採れば、もっと少ないエネルギーで地震を誘発できる可能性があります。たとえば、地殻の断層に沿ってあらかじめ掘削しておくか亀裂を発生させて海水をマグマ近くまで注入させて水素核融合反応が起こりうる状態にしておき、さらに核爆発によってその部分に核融合爆発を誘発させれば、秒単位で地震発生をコントロールできる可能性だってあります。この場合は、核融合反応を誘発させるだけのエネルギーを印加することで足ります。

 つまり、「水素核融合説」によれば、プレート理論で言うところの断層固着域(アスペリティ)を破壊するわけではなく、単に断層の奥の方で水素核融合反応を起爆させるだけのエネルギーで足りますので、案外、小規模の小型原爆程度でも十分かもしれません。


【疑問3】
 いわゆるトンデモ陰謀論のたぐいじゃないの?到底信じられません。

【回答】
 世の中に「陰謀」など無い、という人は幸せです。そしていつも犠牲になるのは、陰謀論なんか信じていない善良で無垢の人々です。今回の311もそうです。多くの子供たちが犠牲になっています。

 世の中には様々な陰謀(共同謀議)が存在します。それが世界の現実です。最近の例では911の事例がとても勉強になります。

 また、近現代の戦争のほとんどは陰謀や謀略によって引き起こされている可能性だってあるのです。

メイン号事件→米西戦争

ルシタニア号事件→第一次世界大戦

真珠湾攻撃→太平洋戦争

トンキン湾事件ベトナム戦争

イラククウェート侵攻(米国の謀略)→湾岸戦争

911テロ(自作自演)→イラク戦争

 さらに重要なことは、オカルト的な似非(エセ)陰謀論とまともな共同謀議論とは、しっかりと区別すべきだということです。

 まじめな陰謀論にトンデモ陰謀説をまぜこぜにすることによって、まじめな陰謀論の信頼性を低下させてすべての議論をトンデモ説にすり替えて葬り去ろうとする巧妙な連中に注意すべきです。(たとえば、HAARP説を主張する人々には要注意です。)

 盥(たらい)の水と一緒に赤ん坊まで流してしまうことがないように。