人工地震説の検証(番外)

いつも覗いている松岡正剛さんの千夜千冊↓に興味深い投稿あり。
http://www.honza.jp/senya/1414

松岡さんがひとりで東北の被災地をまわられたときの慟哭の回想記。そのとき桜が満開の塩釜で入手した雑誌がこれ。

伊坂幸太郎・斎藤純・佐藤賢一高橋克彦東雅夫・山川徹・吉田司ほか
仙台学vol.11
東日本大震災
有限会社荒蝦夷 2011
編集/土方正志 写真/亀山亮

(ところで、松岡さんには是非ともリチャード・コシミズ氏の「3.11同時多発人工地震テロ」の書評を期待したい。是非是非お願いします。)


ここで紹介されている記事のなかで気になったところだけ以下箇条書き。

ルポライターの山川徹氏のことば。

「復興」なんて、自分たちの不安を和らげるだけのための言葉じゃないか。

→ぼくもそう思う。復興はいつでもできる。復興よりも重要なことは、もう一度、そして何度もあの日に思いを戻して、亡くなられた方々のことを思い続けることではないか。あの日にいったい何が起こったのか。原因は何か。我々に今後何ができるか。死者たちの魂に報いるために。


●作家の伊坂幸太郎氏の記事。

「伊坂氏は、仙台に暮らしている。3・11の瞬間も仙台駅東口のビル1階の喫茶店でノートパソコンに小説を書いていた。あまりにも不気味な揺れだった。携帯がつながらず、急いで家に戻ると家のダメージもなく、家族も無事だったが、子供が余震があるたびに「何だ、またはじめからやりなおしかよ!」と言うのが響き、自分があれから泣き虫になっていったということを、綴っている。」
(以上、松岡さんの記事より)

 →ぼくもいつもの地震とは違う変な感じがした。やけに長い揺れに机の上の書類の山が崩れないように必死で押さえていた記憶がある。最後は机の下に潜り込んで天の神々にひたすら祈った。
 揺れがやたら長かったのは「三つ子」の地震だったからだ。また、建物はほとんど倒壊されなかった。これも筑波大学の先生によれば、地震周波数がちょっと異常で建物に害を与える周波数成分が極端に少なかったから。しかし、津波だけはとてつもなく強大でかつ広範囲だった。やはり津波に特化した人工地震だったのだろうか。


●作家の吉田司氏の「過激」な記事も紹介されている。

 「その過激な見方は、主に原発事故後のグローバルな事態の進捗に向けられている。
 吉田は、アメリカ第七艦隊ロナルド・レーガンが岩手沖に停泊したとき、これはアメリカの“トモダチ作戦”などではなくて、実は“半占領”が始まるということだと喝破するのだ。
 諸君、よくよく目を凝らしなさい。復旧支援は日米同盟の共同管理下に入っていくだけでなく、3・11の事態が資本主義ネットワーク国家による「組み合わせ自由の多国籍軍」の中に取り込まれていったというのだ。ヒラリー・クリントンが被災地を巡るというニュースを聞いたときは、これは「アメリカの“東北巡幸”を意味することになる」と直観したとも言う。
 うーん、なるほど。ここまで言えるのは、吉田司しかいないだろうなと思いながら、ぼくは帰りの列車のなかでとろとろに眠りそうになっていた。」
(以上、松岡さんの記事より)

→今、日本が再占領状態であることは副島隆彦氏をはじめ多くの識者が指摘していることだ。日本は未だに米国の植民地もしくは属国であり、宗主国である米国のご意向に反することはさせてもらえないということ。これが現実。

宗主国の御意向に反することをした政治家の具体例:
小沢一郎さん
鈴木宗男さん
そして少しさかのぼって、田中角栄さん

311後、日本は米国に再占領された状態だ、というブロガーもいる。

以下の「陽光堂主人の読書日記」に注目。
我国は現在、「第二の進駐」下にある
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-255.html