検証(123)プレートテクトニクス理論は正しいか?

弊ブログが尊敬する「人力でGO」さんのブログが興味深い。
http://green.ap.teacup.com/pekepon/

趣旨は、

1)人工的に地震を起こすことは無理ではないとしても技術的に困難である。
2)わざわざ人工地震兵器で日本を攻撃する理由がない。
3)311陰謀説には、合理的な理由がない。「311が人工地震」と言う事は犠牲者の尊厳を奪っている。「大自然の摂理の犠牲者」ならば、その死も自然の摂理の中で尊厳を保てます。が、「陰謀の犠牲者」とされてしまっては、犠牲者の家族は複雑な思いを抱くはずです。

というものだと理解しました。

弊ブログが311以来ずっと引っ掛かっている部分を的確に指摘されている。痛いところを突かれている。


2)についてはいろんな見解があるので、なんとも言えません。しかし、311後、数10兆円規模の日本の国富がどこかへ流れているという話がある。日本の製造業も打撃を受けている。地震放射能で確実に日本の価値が貶められていることは確か。

「陽光堂主人」さんは「311=ショックドクトリン」と捉えている。
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-559.html


3)についていえば、もし、(もし、ですよ)、311が自然災害を偽装した人工地震津波だった可能性があるとすれば、その「可能性」について「判断停止」してしまうことは、それこそ死者に対する冒瀆ではないだろうか。


浜田和幸政務官が国会で証言しているように、人工地震兵器や環境改変兵器が存在することが国際政治・軍事上の常識に属することだとすれば、それを「陰謀論」として頭から否定して「自然の脅威でした」と納得してしまうことは、逆に、311で亡くなった魂に対してもうしわけないことにはならないか。

ヒロシマナガサキで亡くなった人々、東京大空襲で亡くなった犠牲者に対して、日本が戦争を始めたのがそもそもの間違いだった、と納得してしまうようなことに似ているような気もする。(日露戦争以来、列強・裏権力により日本は無理やり戦争に引きずりこまされているし、マスコミもそれに加担した。)


しかしながら、そうはいっても確かに仰る通りなのです。だから、あれこれ検証しながら泥縄式で考え続けているのが現状であります。


今日は上記1)の点(技術的可能性)について検討したい。というか単なる思いつきですが・・・

まず、HAARP説は没。これは可能性が低いと思う。っていうかよく理解できない。

次に、核兵器による地震誘発説はどうだろうか。

プレート断層の歪み(アスペリティ)に核兵器を仕込んで爆発させる(プレートテクトニクス理論)。これが可能性のある当初のイメージでしたが、これではエネルギー的に無理があるし、的確にピンポイントで地震を起こすことは無理でしょう。

つまり、プレートテクトニクス理論を前提とする限り、人工地震説は成立しがたくなる。

311陰謀論をトンデモ説だと否定する人は、必ずこのプレート断層説に基づいて、あり得ないという。

ぼくも最初そう思っていた。プレート断層に核兵器を仕掛けてはたして地震を起こせるのだろうか、と。巨大なプレートをズリズリ動かすのは核兵器のエネルギーでは無理。

しかし、山本寛氏の地震爆発説を知ってからは、状況が変化した。


プレートテクトニクス理論は根本的に間違っているのではないか?

太平洋プレートなるものがズズズズッと列島プレートの下方に潜り込んできて、徐々に歪みが溜まって、耐えきれなくなってピョーンと跳ね上がる。

ゴム板かコンニャク板のようにビョーンと跳ね上がって地震津波を発生させる。

これがどうもピンと来ない。なんかヘンだ。腑に落ちない。


プレート断層やそのずれは地震の結果であって原因ではないのではないか。

プレート理論は原因と結果を取り違えている可能性がある。

断層のズレは地震の原因ではなく、地震の結果できた「傷痕」のようなものではないか。


山本寛説によれば以下のメカニズムで地震が発生する。


水が地中深くマグマの熱が作用する部分にまで注入されることによって、ある種の水素核融合爆発が発生して地震になる。意外と簡単に地震は起こせるようだ。

したがって、海底岩盤深くまで海水が注入されるような掘削を行って不安定な状態をつくりだし、そこに核爆発を作用させることによって、ピンポイントで地震を誘発することは可能かもしれない(これは、柴田哲孝氏が「GEQ」で書いていることでもある)。

水によって人為的な地震が起こることについては、山本寛氏は以下のように著書で説明している。

 人為的な行為が地震を引き起こした事例としては、「大きなダムの建設」や「地下への水の注水」などがある。
 特に1962年、アメリカ陸軍がコロラド州デンバー郊外で3671メートルの深井戸を掘り、兵器庫の廃水を注入したことによって引き起こされた群発地震が知られている。
 この事例では、注水を中断すると群発地震の回数は減り、再開すると回数は増え、注水と群発地震の数の増減に見事な相関関係が報告されている。
 また、この群発地震では、多くの住民が非常に大きな爆発音を聞いている(日本でも直下型地震の際には、爆発音に近い衝撃音が体感されている)。

 この事象にアメリカ地質調査所が注目し、陸軍から実験を引き継いで、水の注入と停止を繰り返した。しかし、とうとう民間の建物に被害が出るような地震が発生したため、この実験は中止された。
 その後、アメリカ地質調査所は、同じコロラド州のランジェリーガス田で、天然ガス増産用に水を注入したところ群発地震が発生したことを受けて、ここに実験の場を移して、「水の地下注入」と「地震発生」の因果関係の研究が進められた。
 その結果、水の注入によって地震をコントロールすることが可能であるという勇ましい論文が、著名な『サイエンス』(Science)に掲載された。 
 これ以後、地下への水の注入は地震を引き起こすことが広く知られることになり、日本においても、「松代群発地震」「兵庫県南部地震」などの震源地で、注水実験が行なわれており、注水による地震発生が確認されている。


石田昭氏の「地震=水素爆発説」も山本説とは若干爆発のメカニズムが異なるけれども本質は同じ。地震はある種の爆発現象によって引き起こされるのであって、プレート断層の作用によって生じるのではない、ということ。

もちろん、山本寛氏も石田昭氏も、海底岩盤内部に核兵器を仕込んで爆発させることまでは想定していないけれど・・・

そもそも「プレートテクトニクス理論」は戦後アメリカから押しつけられた理論だ。

この理論が学会の主流・正統理論になる前には、日本にも爆発説に基づくすぐれた地震理論があった。

フンボルト地震理論
小川琢治説(湯川秀樹の父親)
石本巳四郎の「マグマ貫入理論」

これらの爆発説の伝統が以下に引き継がれている。

石田昭「地震水素爆発理論」
山本寛地震水素核融合説」

さらに、角田史雄氏(埼玉大学)の「熱移送説=地核で発生する熱で地殻に影響して地震が発生する」や松澤武雄の「熱機関説=熱で膨れた岩盤が割れる」もある。

なお、角田史雄氏の熱移送説は検証52でも取り上げた。
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110531


ところで、プレートテクトニクス理論が学界の主流・正統になってからは、爆発説は異端説になってしまった。というか、アカデミズムからは追放され、すべて「トンデモ説」になってしまった。

これは憶測ですが、ひょっとしてプレートテクトニクス理論は、地震津波兵器の存在を隠蔽するための偽装理論だった可能性はないか?


以下の石田昭氏の「地震爆発説」による311地震津波の解析は大変興味深い。もちろん、石田氏は核兵器による爆発と言っていませんが・・・東北沖における3つ(もしくは4つ)の連続的な海底「爆発」によって地震津波が引き起こされたことが解説されている。

そして、津波に関しては、複数の爆発によって発生した複数の波の重ね会わせによって津波が強大化した可能性があると言っていることにも注目すべき。

いずれにしても、石田氏の、地震津波はプレート断層説では説明できない、プレートテクトニクス理論は間違っているとの主張に納得する。腑に落ちる。


以下は、弊ブログの単なる憶測です。

1)プレートテクトニクス理論で地震津波を説明することはできない。したがって、予知することも原理的に不可能。
2)地震津波の本当の発生原因は「爆発」である。
3)地震津波の原因となる「爆発」には自然と人工の2種類がある。
4)人工爆発(核兵器)によって地震津波をピンポイントで誘発させることは十分可能である。なにしろ、60年以上も前から研究を重ねてきたのだから(プロジェクトシール計画報告書参照)。
5)戦後アメリカから押しつけられた「プレートテクトニクス理論」は、地震津波兵器の存在を隠蔽するための学説だった可能性がある。(←これは妄想)

そして、311陰謀論でとても気になっていることは、911の真犯人はまだ捕まっていないということ。


以下↓の画像は1時間20分ほどありますので、時間がたっぷりあるときにご覧ください。

●石田地震科学研究所・静岡講演会(2011年9月25日)
東海地震は本当に切迫しているのか
http://www.youtube.com/watch?v=cT5POrhpNeQ&feature=player_embedded#!