さきほど、速報が流れました。
大隅良典氏(71歳)がノーベル医学生理学賞。
昨年の大村智氏に続いての医学生理学賞。快挙です。
生命活動の根本的なメカニズムであるオートファジー(自食作用)の解明が評価されたとのこと。
この研究って、不老長寿やアンチエイジングにも関連しているのでしょうか。
おめでとうございます。
●ノーベル賞
医学生理学賞に大隅良典・東工大栄誉教授
毎日新聞2016年10月3日 18時35分(最終更新 10月3日 19時13分)
スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2016年のノーベル医学生理学賞を東京工業大栄誉教授の大隅良典氏(71)に授与すると発表した。大隅氏は生物が細胞内でたんぱく質を分解して再利用する「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる現象を分子レベルで解明。この働きに不可欠な遺伝子を酵母で特定し、生命活動を支える最も基本的な仕組みを明らかにした。近年、オートファジーがヒトのがんや老化の抑制にも関係していることが判明しており、疾患の原因解明や治療などの医学的な研究につなげた功績が高く評価された。