アメリカはIS(イスラム国)の兵站を攻撃せずに、ロシアのシリア支援については全力で阻止しようとしている(櫻井ジャーナル)

シリアの難民は、アサド政権から逃げてきたのではなく、IS(イスラム国)の乱暴狼藉から逃(のが)れるために住み慣れた故郷を捨てざるをえなかったのです。プーチンもはっきりそう言っている。



しかも、奇妙なことには、アメリカはIS(イスラム国)の兵站を攻撃せずに、ロシアのシリア支援については全力で阻止しようとしている。

本気でISを攻撃するのであれば、「兵站」を攻撃するのが兵法の基本。

なんだかヘンですよね。

ISをたたくふりをして、実は、シリア・アサド政権を殲滅しようとしているのでしょうか。シリアの石油資源を略奪するために、イラクのときと同じようなことをしようとしている。


●シリアを侵略しているISの兵站線を攻撃しようとしない米政府だが、露のシリア支援は全力で阻止へ (櫻井ジャーナル)
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201509070000/

集団的自衛権を行使するということは、こうしたアメリカの戦争マシーンに組み込まれることを意味し、アル・カイダ武装集団、あるいはISと仲間になるということだ。その事実から目を背けて「戦争法案反対」と叫んでも空しい。


シリアのこの子たちはいま元気にしているだろうか。