昨夜9時放映のNHKスペシャル「STAP細胞 不正の深層」は、予想にたがわずヒドイ内容でした。
まず、冒頭ないしは番組終了後において、小保方さんに対する暴力取材(全治2週間)についての何らかの申し開きか謝罪の言葉があるべきでしたが、まったくありませんでした。
あるいは、それができないのであれば、放映を中止すべきでした。
小保方さんが言っていたように、まるで犯罪者扱いです。
番組の全体が、論文不正があった、STAP細胞は捏造だったという前提の気味の悪い番組構成。
視聴者に対して、捏造ありき、と思わせるような誘導操作がミエミエ。
「推定有罪」に基づく偏向報道。
流れる音楽も視聴者の不安を煽るような音源がしっかり選定されている。なかなかうまいなぁ。さすがブラックなプロの仕事。
そして、STAP細胞の存否については、STAP細胞はES細胞だったという番組構成。しかし、若山教授の例の遺伝子解析会見の撤回についても触れない。
小保方個人による細胞捏造事件であることを匂わせるような誘導。
ところで、番組中で小保方さんと笹井さんの私的メールを公開するなんて、両者の了解はとっているのか? 意図がミエミエ。お昼のワイドショー並みで下品。
タコツボにはまった学者4、5人を集めてネイチャー論文にケチをつける会合を開いて、彼らから否定的なコメントを引き出す。
挙句の果ては、米国の大学の論文不正に対する取り組みを紹介して、日本は遅れている、などとエラそうに言う。
STAP細胞に肯定的な見解には一切触れない悪質な偏向報道でありました。
「STAP論文不正」の実態を探るこのドキュメンタリーによって、図らずも、NHKによる「報道不正」の実態が明らかになりました(・。・)ぷっ♪