植草一秀氏が指摘しているように、STAP細胞発表は安倍政権ぐるみの「やらせスクープ」だったのだろうか。
●STAP細胞不正を安倍政権が切込めない裏事情
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-1a3d.html・・・・・
つまり、一連の流れは「出来レース」なのである。
安倍政権は成長戦略の目玉のひとつに、科学技術振興と女性の活躍を掲げ、STAP細胞事案をアピールして利用しようとした。
安倍政権はすでに、再生医療研究に今後10年で1100億円規模の血税を注ぎ込む方針を示しており、巨額の血税を注ぎ込むことを正当化するための新たな大きな材料を必要としていた。
神戸新聞記事は、「安倍首相が「イノベーション(技術革新)と先端科学技術に力を入れるという国家意志を定め、発信したい」と意欲を示した。」と記述している。
STAP細胞発表は安倍政権ぐるみの、いわば「やらせスクープ発表」だったのだ。
安倍政権は理研を「特定国立研究開発法人」に指定する方針をすでに定めており、こうした国費ばら撒きを正当化するうえで、STAP細胞ニュースを利用しようとしたわけである。