プーチンの一本勝ち

シリア問題については、プーチンの一本勝ちのようです。


(質問)
シリア政府軍兵士を切り裂いて内臓を喰らう悪魔のような反政府軍(ゴロツキ集団)を、日本政府やNHKが支持し支援するのはなぜか?
(なお、弊ブログは、山本美香さんを惨殺し、化学兵器を使用したのも反政府軍ではないかと考えています。)

(答え)
安倍政権と日本のメディアが米戦争屋ネオコン一派に牛耳られているからです。



以下、新ベンチャー革命さんより転載:

●安倍政権が支援すると表明したシリア反政府軍は日本人女性ジャーナリストを平気で殺害するのみならず、敵の死体を切り裂いて内臓を食うような連中だった、日本のマスコミはなぜ報道しないのか
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32172681.html


1.G8サミットにて、ロシアのプーチン大統領のみ毅然とシリア反政府軍支援に反対した

G8サミット2013に出席予定だった安倍政権が、G8サミット開催直前の2013年6月11日、唐突にシリア反政府軍を支援すると発表したのには心底、絶句しました。なぜなら、日本人女性ジャーナリスト山本美香さんを殺害した容疑者連中を支援すると発表したに等しいからです(注1)。

 ところが、この直後、米オバマ政権もシリア反政府軍の支援を発表して、G8サミットが開催されました。本ブログでは、オバマ政権があろうことか、今頃になってシリア反政府軍支援を発表する意図が何なのかわからず、当初はとても信じられませんでした。本ブログでは、これまで、オバマ政権の中東戦略をウォッチしてきましたが、それを振り返ると、この期に及んで、オバマ政権が唐突にシリア反政府軍を支持せざるを得なくなったのは、よほどのことがあったのではないかと疑われました(注2)。

 2013年6月17、18日に行われたG8サミット2013にて、予定通りシリア問題が議論されましたが、事前に各国間調整が行われていたのか、シリア反政府軍支援に毅然と反対したのはロシアのプーチン大統領のみでした。

2.暗殺を覚悟しているプーチン大統領

 G8サミット2013ではシリア問題でもめるとわかっていたプーチン大統領は、G8の直前の2013年6月6日、唐突に、離婚を発表しています(注3)。

 このニュースを観て、筆者はプーチンが暗殺の危機に晒されていると直感しました。彼の最大の懸念、それは、妻への危険が及ぶことだと推測されます。

 そう言えば、G8サミットへの出席にて、プーチンは食料と水を持参したと聞いています。

3.G8サミットにおけるプーチン発言に世界がびっくり仰天

 暗殺テロ被害覚悟でG8サミットに臨んだプーチンはシリア問題に関して、7対1の劣勢をひっくり返す仰天発言をしました、それは、ロシア以外のG7各国(日本を含む)が支援しようとするシリア反政府軍は、シリア政府軍兵士の死体を切り裂いて内臓を引き出して食べるような残忍非道な連中だと発言したのです、その衝撃発言を米国マスコミCNNが全米に放映しています(注4)。

 米戦争屋寄りのCNNですら、この報道を避けて済ますことはできないのです、なぜなら、先にユーチューブで全米に放映されたからです。

 ところが、本ニュースをなぜか、日本のマスコミはあまり報道していません。一方、米国ではCNNなど米マスコミが報道しているので、米国民はみんな知っているでしょう。

 本ブログの見方では、オバマのシリア反政府軍支援発表をプーチンが一発でノックダウンしたので、シリア反政府軍の黒幕とみなせる米国戦争屋ネオコンイスラエルネオコンNATOネオコンはギャフンとなったのではないでしょうか。本件をG8で大々的に議論すればするほど、シリア反政府軍幹部による敵の死体の内臓食い事件に世界の人々の関心が集まる結果となります。これで柔道愛好家プーチンの一本勝ちとなりました。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。

4.プーチンを応援する闇勢力がロシア外に存在するのか

 今回のG8サミットにタイミングを合わせて、シリア反政府軍幹部による敵の死体の内臓食いのユーチューブ画像を流したのは、恐らく、シリア政府軍を支援するイランなどアンチ・ネオコン勢力だと思われますが、世界的寡頭勢力の中にも、この動きを暗黙に許した勢力がいるのではないかと思われます。

 つまり、ロシアを除くG7各国には、シリア問題を巡って、対立する二つの勢力が存在するのではないでしょうか、ただし日本を除いて・・・。

 本ブログの見方では、米軍を含むNATOのシリア軍事介入に反対する勢力が暗躍して、G8でのシリアへのNATO軍事介入決定を妨害したとみなせます。

5.オバマのシリア反政府軍支援表明は、自分への暗殺を回避するための苦肉の策だったのか

 本ブログでは、オバマは米国内のライバル戦争屋ネオコンに常時、恫喝され、暗殺の危機に晒されているとみなしています(注2)。

 そこで、窮鼠猫を噛む米戦争屋ネオコンは、今回のG8サミットにて、シリア反政府軍を軍事支援すると表明せざるを得ないようにオバマを追い込んだのでしょう。それにオバマは妥協したのだと思われます。

 オバマを闇支援している勢力は米戦争屋と対立していますから、米軍やNATOのシリア軍事介入をできるだけ避けたいわけです、彼らオバマ支援勢力は米財政立て直しを優先して金融でもうけたいわけで、米財政を犠牲にして、またも米国が中東戦争に突っ込むのは反対なのです。ここで断っておきますが、アンチ戦争屋の欧米寡頭勢力は必ずしも平和主義者ではありません。単に戦争でもうけるより金融でもうけることを優先しているに過ぎません。

6.なぜ、G8サミット2013がアイルランドで行われ、ビルダーバーグ2013もロンドン郊外で行われたのか

 2013年は、オバマと同系統の米民主党大統領ケネディJFK)暗殺時の1963年から50年目の特別な年ですが、ケネディ家はアイルランド系移民です。

 ちなみに、JFK暗殺首謀者がシリア反政府軍の黒幕・米戦争屋ネオコンCIAであることはほぼ間違いありません。

 彼らはJFK暗殺実行にてJFK家の呪いを非常に恐れているはずです、彼らが実行した広島・長崎への原爆投下による日本人被災者の呪いを恐れるのと同様です。だから、彼らにとって、JFKの呪いが充満するアイルランドにてG8サミットを開けば、この地でオバマプーチンの暗殺を企むことは忌避したいはずです。まさに、ドラキュラが太陽光を嫌うのとよく似ています。

 また、米戦争屋を含む世界的寡頭勢力は、ビルダーバーグ2013もロンドン郊外で行うことで、オバマ寄りの欧州寡頭勢力の主導権を誇示したかったのでしょう、米戦争屋ネオコンの勝手にはさせないぞという意志表示です。

 アンチ米戦争屋ネオコン系に属する世界的寡頭勢力の計画はズバリ当たり、プーチンの爆弾発言にて、G8における米軍NATOシリア軍事介入決定は有耶無耶に終わりました。

 さらに、米国民のシリア反政府軍に対するイメージは最悪になっています。一方、依然として、米戦争屋ジャパンハンドラーに牛耳られる日本では、シリア反政府軍の実態報道はまったくなされていません。

 われら日本国民は人肉を食らう連中をわれらの血税で支援すると表明した安倍政権がいかに米戦争屋の言いなりになっているのか、早く気付くべきです。

注1:本ブログNo.764『シリア反政府軍を支持する安倍総理:米国サイバー監視機密の暴露事件の背景を読んだ上で、北アイルランドG8サミットに出席すべき』2013年6月13日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32131250.html

注2:本ブログNo.765『オバマ政権、シリア反政府軍支援を唐突に発表:サリンを使ったのはほんとうにシリア政府軍なのか』2013年6月16日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32146340.html

注3:朝日新聞プーチン大統領が離婚「2人で決めた」激務が原因か”2013年6月6日
http://www.asahi.com/international/update/0607/TKY201306070001.html

注4:CNN“プーチン大統領、米英などのシリア反体制派支援を批判”2013年6月13日
http://www.cnn.co.jp/world/35033474.html