プーチン暗殺が目的だった?


ウクライナ空軍攻撃機Su(スホーイ)25型機)


「ロシアの声」によると、マレーシア航空機ボーイング777を撃墜したのはウクライナ空軍の攻撃機Su(スホーイ)25型機だと断定しています。

では、なぜこのような世間の反発を受けるだけの愚行をウクライナ偽政権はやってしまったのか?

プーチン暗殺の誤爆だった可能性あり。


以下、「新ベンチャー革命」さんの記事:

●マレーシア航空機撃墜される?ウクライナ反露政権の空軍機によるプーチン搭乗機攻撃の失敗か、それともウクライナ親露勢力による地対空ミサイル誤射か
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33930151.html



1.紛争地ウクライナにマレーシア航空機が墜落、300人弱が犠牲に・・・

2014年7月17日、ウクライナ上空1万メートル強でマレーシア航空のボーイング777機が撃墜されたらしく、300人近くの乗員・乗客が犠牲になったようです(注1)。

 今朝起きたら、このビッグニュースが飛び込んできました。マレーシア航空機でまたも事故が起き、世界の人々はショックを受けたでしょう。同機はどうも撃墜されたらしいようですが、ウクライナ政府は早速、親露派の武装勢力がミサイルで撃墜したと発表していますが、証拠はまだ上がっていません。一方、ウクライナの親露派勢力はこれを否定しています。

 ロシア報道で有名な『ロシアの声』(ボイス・オブ・ロシア)(注2)によれば、マレーシア航空機を撃墜したのはウクライナ空軍機スホーイ25型機と断定しています。

 今後、ウクライナ新政府とロシア政府の間で情報合戦が繰り広げられるのでしょう。

 今朝のテレビニュースでは、墜落現場にて乗客か乗員かのパスポートが10冊くらい無傷で回収されている様子が報道されていましたが、乗客はパスポートを各自で保管していますから、こんなことはあり得ないと思われますが、乗員のパスポートは機内のブラックボックス(航空機が墜落炎上しても証拠保全される耐衝撃・耐火ボックス)に一括保管されるのでしょうか。

2.事故当時、プーチン搭乗機とマレーシア墜落機が空中交錯していた?

 ネット情報(注3)によれば、事故当時、ロシアのプーチン大統領搭乗機と墜落したマレーシア機が偶然、空中交錯していたとのことです。このニュースがほんとうなら、プーチン暗殺を企んだ何者かが、間違ってマレーシア機を撃墜したというシナリオが成り立ちます。

 このニュースは有名なボイス・オブ・ロシアの情報(反露ウクライナ空軍機による撃墜説支持)と符合します。

 反露ウクライナ空軍機がプーチン暗殺を企んで、プーチン搭乗機とマレーシア航空機を間違えて攻撃したというストーリーです。両者の航空機のボディに塗られた赤と青の線状模様がよく似ています。

 一方、事故当時のマレーシア航空機は既定の航路からはずれていたそうですが、その情報がほんとうかどうかはいずれ明らかになるでしょう。墜落現場がウクライナ親露派地域ですから、回収されたフライト・レコーダーやボイスレコーダーが格納されたブラックボックスは、すでにロシア政府の手元にあるようです。

3.ウクライナ親露勢力が地対空ミサイルで撃墜したならば、その動機は・・・

反露・反プーチンウクライナ新政府は、事件後、ただちに、ウクライナ親露勢力の地対空ミサイルでマレーシア機が撃墜されたと一方的に発表しています。

そして、米戦争屋ネオコンに牛耳られる日本のマスコミは案の定、親・米戦争屋系のウクライナ新政府の発表する情報を中心に報道し、ウクライナ空軍機によるプーチン搭乗機攻撃のミスの可能性は一切、報道していません。

 なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

 もし、ウクライナ親露勢力によるミサイル攻撃とすれば、マレーシア旅客機を撃墜する動機が不明です。

 墜落原因がウクライナ親露勢力のミサイル発射だったなら、これは誤射以外には考えられません。こうなれば、紛争地域上空を飛行させたマレーシア航空会社の責任問題が問われます。ちなみに、米国政府は米国旅客機のウクライナ上空飛行を禁止していたようです。

4.ウクライナ紛争で暗躍する米国戦争屋ネオコン関与の可能性は・・・

 ところで、今起きているウクライナ紛争は、ウクライナ新政権を背後から支援する米国戦争屋ネオコン(米オバマ政権では必ずしもない)とアンチ米戦争屋のプーチン露政権との暗闘です。

 さて、ウクライナ反露政権に肩入れする現在の米戦争屋ネオコンは今、米政権から下野しており、米軍のウクライナ出動の権限は米オバマ政権が握っています。そこで、米戦争屋はアカデミなど配下の軍事サービス会社の傭兵をウクライナで暗躍させています。

 その事情を知ると、この事件に米戦争屋ネオコンが関与している可能性が否定できません。

 とは言うものの、事件がウクライナ東部で、ロシアが事実上支配する地域で発生しているため、米戦争屋ネオコンは自分たちの思い通りに情報操作することはできません、だからウクライナ空軍機がプーチン搭乗機と間違ってマレーシア航空機を攻撃したのか、それとも、ウクライナ親露勢力のミサイル誤射なのかは、いずれ動かぬ証拠が出てきて判明するのではないでしょうか。

 本件、仮にウクライナ空軍機による撃墜であっても、ウクライナ政権の背後で暗躍する米戦争屋ネオコンはオモテに出てこなくても済むわけです。

 いずれにしても、この事件が今後どのように展開するのか要注意です。

注1:ロイター“マレーシア機墜落は「撃墜」とウクライナ当局、親ロ派は関与否定”2014年7月18日
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FM1YV20140717

注2:ロシアの声“マレーシア航空機を撃墜したのはウクライナ空軍スホーイ25型機”2014年7月17日
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_07_17/ukuraina-bo-ingu/

注3:RT Question More“Reports that Putin flew similar route as MH17, presidential airport says 'hasn't overflown Ukraine for long time'”2014年7月17日
http://rt.com/news/173672-malaysia-plane-crash-putin/