塩分は放射能と同じく体にとってとても大切です!

塩分の摂りすぎは体に悪い、と言われていますが、塩分の摂らなさすぎは、逆に体に悪いのであります。

放射能も同じ。

たとえば、放射能はすべて体に悪いという誤った風評が311以降拡がっていますが、これはウソです。デマです。

低線量放射線は、塩分と同様、地上の動物にとって必要なものであり、必須なのです。

10年前のNHKのサイエンスアイという番組でもしっかりレポートしていましたよね。(弊ブログで紹介したyoutube動画は最近削除されちゃいましたが・・・)

塩分→体に悪い

と、神経質になっている人が鬱病になっちゃう。

放射能→体に悪い

を思い込んでいる人は「放射能コワイコワイ病」になっちゃう。




はらへった先生の記事に注目。


http://harahetta.at.webry.info/201305/article_8.html
●塩分の摂らなさすぎに注意
作成日時 : 2013/05/29 10:19
(前回の記事は当人に連絡がついたそうなので削除しました)

近頃暑かったり蒸したり、メタボ体型の私には辛い天候が多くなってきました。
院内掲示用に作成した記事ですが、転載したいと思います。
 高血圧や心臓病、腎臓病などがあると、塩分を取りすぎないように言われますね。
 しかし、塩分は人間の体に必要であり、少なくなりすぎると脳に障害をもたらし、急激に悪くなると意識を失うことがあります。
 慢性的に少ない人だと、うつ病自律神経失調症などの原因になっていることもあります。

 塩分を減らすのは大事ですが、減らしすぎるのはもっと体に害があります。
 特に、暑い日だと汗でたちまち塩分が出て行ってしまいますから、あっという間に具合が悪くなってしまいます。

 塩分、控えめにするのも控えめに・・・。


暑い日は呼吸などによる不感蒸泄のみならず、汗で水分と塩分が大量に体外に出てしまいます。
スポーツドリンクのように美味しく塩分を補給するのが無難です。
水分だけを補給して塩分を摂らないでいると低ナトリウム血症を引き起こしやすくなります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8E%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E8%A1%80%E7%97%87 から転載。

以下のような表が有名である。
血清ナトリウム濃度 症状
130mEq/l以上 一般的には無症状
120~130mEq/l 軽度の虚脱感や疲労感が出現
110~120mEq/l 精神錯乱、頭痛、悪心、食思不振
110mEq/l以下 痙攣、昏睡

しかし、臨床的には実際の濃度より進行速度とよく相関することが知られている。とはいえ急変時の重症度をみるには濃度が進行速度と比例するため有効である。


熱中症(昔は日射病といいました)になってしまうと体温を冷やし、意識障害がひどければ点滴して水分と塩分を補給しなければならなくなります。
先日は山菜採りをしていたお爺ちゃんが熱中症で運ばれてきまして、意識障害が進行していたので転院搬送も考えたのですが、運良く点滴しているうちに回復してくれました。

また、別の方の話ですが、長年弱い抗うつ剤を飲んでいたのに抑鬱症状と認知症が悪化していたのですが、採血したらなんと低ナトリウム血症だった、ということがありました。元々神経質な方でしたから、塩分を気にして減らしていたらしいのです。食べ物をちゃんと考えて摂らないと(この方は考えすぎでしょうか)いけないものだと改めて考えさせられた次第です。