米映画と軍事プロパガンダ作戦は連動している

米国の新作映画と軍事プロパガンダ作戦が連動しているという新ベンチャー革命さんの指摘はとても興味深い。映画は国民洗脳・プロパガンダのための最も効果的なツールで御座います。

●「チャイナ・シンドローム」→スリーマイル島原発事故
(ちょっと信じられないかもしれませんが、この事故もテロの可能性があります。)


●「パールハーバー」→911自作自演テロ
(たしか911の直後に米国メディアは「第二のパールハーバー!」と叫んでいましたね。)



●「世界侵略:ロサンゼルス決戦」→311人工地震津波同時多発テロ



●そして米国で今年3月22日封切の映画:
エンド・オブ・ホワイトハウス」→北朝鮮脅威演出(つまり極東米軍をリストラしたらタダでは置かねーぞという脅し)

http://end-of-whitehouse.com/



●米映画“エンド・オブ・ホワイトハウス”封切り:米国民に向けて北朝鮮脅威を煽る露骨な軍事プロパガンダ作戦が存在すると気付け!
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31793494.html

1.お人好し米国民の間で北朝鮮脅威が高まる
 日本近海あるいは朝鮮半島近海にて今、2013年4月30日まで定例の米韓合同軍事演習(フォール・イーグル)が行われており、それに対し、北朝鮮が異常に反応しています。
 北朝鮮は米国本土に弾道ミサイルを発射するとか、在日米軍基地を攻撃するとか、米国民を驚かすような挑発を繰り返しています。もしこれがイランだったら、米軍・イスラエル軍NATOは、待っていましたとばかり、イランを先制攻撃しているはずです。ところが、北朝鮮の露骨な挑発には不思議なことに、米国はチワワに吠えられるライオンのように泰然として無視してきました。
 さて、今回の北朝鮮の対米挑発に対し、このところ、お人好し米国民の対北朝鮮警戒感が急速に強まっているそうです(注1)。

2.米映画“エンド・オブ・ホワイトハウス”は北朝鮮脅威演出のプロパガンダ映画か
 マスコミによれば、北朝鮮脅威浮上と同じタイミングで米映画“エンド・オブ・ホワイトハウス”(注2、注3)が2013年3月22日に米国で封切られているそうです。ちなみに、米韓合同軍事演習キー・リゾルブは2013年3月12日から21日まで行われており、この頃から、北朝鮮の対米挑発が激化しています。
 上記映画のストーリーは北朝鮮工作員ホワイトハウスにテロ攻撃を仕掛け、大統領が人質にとられて、ホワイトハウスが爆破される映画です、極めて露骨で、極めて悪趣味のアクション映画です。
 この映画は明らかに軍事プロパガンダ映画とみなせます。その闇スポンサーは北朝鮮を敵役として利用してきた米国戦争屋ネオコンと思われます。
 この映画の背景を調べるとイスラエル関係者が制作していますので、やはり米国戦争屋ネオコン(イスラエルネオコン含む)が関与している疑惑が濃厚です。
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。
 アンチ米戦争屋のオバマ米大統領はこの映画に強い不快感を抱くのは間違いありません。

3.米映画“エンド・オブ・ホワイトハウス”はオバマ大統領への露骨な嫌がらせ
 本ブログの持論、すなわち、現在の米国はアンチ米戦争屋のオバマ政権二期目と、米政権から下野を余儀なくされている米戦争屋ネオコン(親イスラエル勢力)が呉越同舟にて暗闘を繰り広げているというものです(注4)。このことがこの映画から容易に推測できます。
 なぜなら、こんな荒唐無稽な映画をオバマ政権支持の勢力がつくるはずがないからです。
 したがって、この映画はオバマ大統領を恫喝する映画とみなすことができます。つまり極東米軍をリストラしたらタダでは置かないぞという脅しです。
 今、お人好し米国民はこの映画と北朝鮮ニュースを同時タイミングで観させられ、米国民にとって、北朝鮮に対する嫌悪感や敵対感が否応なしに高まるはずです(注1)。

4.米国戦争屋お得意の軍事プロパガンダの陳腐な手口はもうバレバレだ
 米国戦争屋は世界中で自作自演のサプライズ(偽旗作戦含む)を仕掛けるとき、必ず、軍事プロパガンダ映画を全米に流すのが常です。
 たとえば、(1)1979年3月16日に米映画“チャイナ・シンドローム”が封切られ、同年3月28日に、この映画とウリ二つのスリーマイル原発事故が発生しています(注5)。ちなみに、マンハッタン計画にて戦前、核技術を開発した米戦争屋ネオコンは核拡散防止の観点から、原発の普及にはネガティブです。一方、日本の原発普及を黙認してきたのは、日本が敵国化したとき、攻撃ターゲットにするためではないかとみなせます(注6)。
 また、(2)2001年5月に米映画“パール・ハーバー”が封切られ、2001年の9.11事件が起きると、米マスコミ(米戦争屋の配下)はいっせいに“第二のパール・ハーバーだ!”と大騒ぎしています(注5)。
 この映画は、戦前の日本軍とアルカイダ・テロリストを米国民に同一視させる効果を狙っているとみなせます。
 そして、2011年3月11日に米国で封切りされた米映画“世界侵略:ロサンゼルス決戦”(ロサンゼルスや東京などがエイリアンに攻撃されるという映画)は3.11事件を予期したかのような不気味な映画でした。この映画は1942年2月25日にロサンゼルスで起きた米軍の偽旗軍事作戦(注7)をイメージしてつくられています(注5)。この作戦は米国民に日本軍が米本土を攻撃したと錯覚させる効果を狙ったものです。
 3.11事件に合わせて日本で封切られる予定だった上記映画は米国を襲うエイリアンと戦前の日本軍をオーバーラップさせる効果を狙っています。

 さて、今回の映画“エンド・オブ・ホワイトハウス”も米国民に北朝鮮脅威を煽るための軍事プロパガンダ映画と言えます、そして、そのとおり、プロパガンダ効果を上げています(注1)。

5.北朝鮮脅威は米国戦争屋の長期的な極東戦争シナリオに基づく演出と気付け
 米映画“エンド・オブ・ホワイトハウス”は2012年3月に制作が開始されています。つまり、2013年3月、4月に起きている北朝鮮脅威は、その1年前の2012年3月には予期されていたことを意味します。
 このことから、今、起きている北朝鮮危機は、米戦争屋ネオコンと思われる勢力によって演出されている“やらせ”である可能性が非常に高いのです。
 このことは、安倍総理も外務省や防衛省の悪徳ペンタゴン官僚も重々承知しているわけです。
 安倍総理が口先では北朝鮮をいろいろと非難していますが、とんだ茶番劇だということにわれら国民は気付きましょう。

注1:CNN“米国での北朝鮮に対する不安増大、悲観論が広がる”2013年4月9日
http://www.cnn.co.jp/world/35030578.html
注2:エンド・オブ・ホワイトハウス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9
注3:You Tube“『エンド・オブ・ホワイトハウス』特報”2013年3月22日
http://www.youtube.com/watch?v=G3EgQOpuuks
注4:本ブログNo.716『オバマ政権内の反戦主義閣僚と米国戦争屋の暗闘開始:極東米軍リストラのために北朝鮮脅威に終止符が打たれるかも』2013年2月3日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31380269.html
注5:本ブログNo.338『3.11大震災はほんとうに天災なのか:陰謀論の検証』2011年4月11日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23898212.html
注6:本ブログNo.101『米国が日本の原子力技術開発を黙認してきたのはなぜか』2010年3月29日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/11583912.html
注7:ロサンゼルスの戦い
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84