宮脇昭さんのガレキ活用防災林はGOOD!

昨日のNHKラジオ深夜便「明日へのことば」を聴いていたら、桑村綾さんが瓦礫(がれき)を活用した防災林の話をされていてビリっときた。宮脇昭さん(生態学者)が提唱されているらしい。

ネット検索すると以下のブログがとてもわかりやすい。感謝。
http://watari2011.exblog.jp/15111848/

津波の被害を防止するためには、防潮堤よりもこのガレキ活用防災林の方が効果的かつ合理的ではないか。今問題になっている瓦礫処理の問題を解消し、しかも雑木林の生態系もできあがる。

一石三鳥のすぐれたアイデア

松の防災林はなぜ津波で流されたか?

針葉樹である松は津波に弱く、場所によっては被害が拡大した。だから根をしっかりと張る広葉樹をガレキ土塁に植えるのがポイント。広葉樹だから「雑木林」が出現する。さまざまな昆虫や鳥類の楽園にもなる!

『「震災で出来たがれきを土と混ぜて土盛りし、土塁をつくりそこに常緑広葉樹を植えれば立派な防災林の堤防をつくることができる。木質系がれきは土とまぜれば自然に分解するし、そこに樹木の根が張っていけば土盛りした土も固まる。そのような常緑広葉樹によるグリーンベルトの堤防を宮城県から岩手県の海岸線に帯のようにつくれば立派な観光地ににもなる』

ぜひこの宮脇さんの「森の防潮堤」を全国規模で推進してほしい。



ラジオ深夜便・明日へのことば 7月12日(木曜)、13日(金曜) 午前4時台
「ふるさと”丹後”への恩返し」
出演:桑村綾(料亭・食材工房経営)
京都府宮津市生まれの桑村さんは、丹後ちりめんの集散地として栄えた峰山の老舗旅館に嫁いだ。しかし経営は厳しく、悩んだ末に京都市へ進出して料亭を開業。料亭の味は評判を呼び、成功を収めた彼女だったが、今も峰山を忘れることなく、京丹後市の食材工房で地元の人を雇用するなどしている。桑村さんに、ふるさと丹後への思いを聞く。