天武天皇の正体と古代ユダヤ教と日本の秘密


2月26日に伊勢で行われたリチャード・コシミズ氏のレクチャーがおもしろかった。

天武天皇(大海人)は何者か?

●2012.2.26_リチャード・コシミズ伊勢講演会
テーマ:「7世紀の日本が21世紀の日本を作った」
連続再生は以下。(8分割)
http://www.youtube.com/watch?v=etuNQ9GdCBs&list=PL79A4506ED1014FBE&feature=view_all



天武天皇(大海人)は、今から1300年前に日本をリセット(壬申の乱)して再起動した人物だった。これ自体は歴史的事実である。

しかし、彼には謎が多い。

律令制をはじめ、日本をかたちづくる基礎のありとあらゆる事を一人で天皇自ら始めた。

どうしてこんなことが可能だったのか?

彼の出自にその秘密がある。


ヨン・ゲソムン(淵蓋蘇文)という7世紀・高句麗の有能な宰相・将軍が天武天皇(大海人)の正体である。

ヨン・ゲソムン(淵蓋蘇文)は、西暦668年の高句麗滅亡の直前に日本に亡命し、天智天皇政権(近江朝=百済系政権)内部の反百済派にその才能を認められ、担ぎ出されて、壬申の乱によって日本をリセットした。(自分の妻である額田王を寝取った天智天皇を殺したということでもある)

ヨン・ゲソムン(淵蓋蘇文)=天武天皇説については、最近、注目する歴史家が増えてきているらしいが、いまだ異端説。

しかし、この仮説は説得力があり、おもしろい。

さらに、天武は、日本古来の土着の原神道に古代ユダヤ教を習合させることによってこれを発展させた。(伊勢神宮崇拝の確立)


神道と古代ユダヤ教の類似性については多くの証拠がある。

●まくや(幕屋)と伊勢神宮の構造的類似性

●神社の鳥居の起源は古代ユダヤ教の過ぎ越しの祭りにあり

●御輿とアークの類似性

●菊花紋章は古代ユダヤ起源

●マナの壺と仁徳天皇陵の形態的類似性(形と比率が一致)

諏訪大社の御頭祭(おんとうさい)と創世記のイサク伝承の類似性

●諏訪の守谷山(もりやさん)とエルサレムのモリヤ山!

●京都の祇園祭=ノアの方舟の漂着の日「シオン」→シオン祭り
(つまり、日本に古代ユダヤ教神道として伝わっているってことか)


本当のユダヤの伝統・文化は我々日本人が受け継いでいるかもしれない。(ハザール似非ユダヤとの違いに注意)

ユダヤにも本物ユダヤと似非ユダヤ(カザール)の2種類があるってことか。


昔読んだアーサー・ケストラ−の本でも同じようなことを言っていた記憶がある。


このレクチャーは、学生諸君、特に、受験科目に日本史を選択した高校生や日本史の成績を上げようと思っている学生諸君にも是非見てほしい。

ただし、学校の成績向上や大学受験には、まったく役に立ちません!
時間のムダです(+_+;)\パコッ!
試験には出ない事ばかり。

しかし、日本の歴史、東洋史が俄然おもしろくなり、逆に歴史が好きな科目になるかもね。

万葉集の歌(額田王の歌)を古代朝鮮語で解釈する話も興味深く(18禁)、ずっこける。

【参照】
●연개소문(淵蓋蘇文, YeonGaesomun) / ヨンゲソムン PV
http://www.youtube.com/watch?v=F7Ea-XFBbmw