京都駅で昼食。スパゲッティと丹波の白ワイン。ほろ酔い加減で京都産業大学へ。
「ポピュラーサイエンスとポピュラー科学史」というシンポジウムを聞く。φ(..)メモメモ
塚原東吾(神戸大)の福沢諭吉は啓蒙のエージェントであり、科学はそのツールであった、という話。明治時代の「究理熱」の話。
武田時昌(京大)の福田理軒(在野ではじめて数学史の研究をした)の話。
松丸淳生(集英社編集部)の原田三夫の「科学画報」の話。
杉山滋郎(北大)の映画とサイエンスのポピュラー化の話。1957年の「雪の結晶」(岩波映画社)の話。
佐倉統(東大)の社会生物学の歴史の話。

韓国の全相運(Jeon Sang-Woon)先生の「東アジア科学史の研究−ソウルと京都」と題する特別講演。藪内スクール門下。

中山茂先生と伊東俊太郎先生をお見かけする。中山先生は奥様と同伴でした。長老の先生方はさすがに外見はずいぶんとおとしをめされた感じですが、まだまだとてもお元気なご様子。

宇治川のほとりを散歩し、平等院をみる。修学旅行の学生多し。さらに宇治上神社源氏物語ミュージアムを廻ってJR奈良線にて京都に。国立博物館にて藤原道長展を見る。約1000年前に日本文明がピークに達した時代。
 夕方の新幹線で名古屋まで。ひさしぶりに兄と合流し飲む。