満田晴穂・自在置物展に行ってきました

先日紹介した満田晴穂(みつた・はるお)さんのJIZAI作品展に行ってきました。
場所はこちら、日本橋三越本店の6階です。

6月21日(火曜)までやってます。


残念ながら、撮影はダメでした_| ̄|○ ガクッ

昆虫や甲殻類など約20点の渾身の作品がありました。すべての、関節が動きます。だから、自在置物と呼ばれている。

自在ムカデは私のお気に入りです(・。・)ぷっ♪


このムカデ画像はこちら↓からいただきました。
http://m-haruo.com/works.html



そして、今回の目玉作品であるヤドカリは二匹いました。

触ることができないので、係りのお姉さまにお願いして、ヤドカリの本体が貝殻の中にどの程度収まっていくのか見せていただきましたが、自然のヤドカリそのままの動き。すばらしい造作です。

江戸時代から脈々とつづく日本独自の自在置物の伝統工芸。ここの伝統工芸を引き継いで、最先端を走っている天才工芸家が満田春穂さん。

満田さんは1980年鳥取県米子生まれ。東京芸大の彫金出身。



ところで、満田さんの隣の展示場(山路和夫・陶磁器展)をついでに見ていたら、なんと、あの方がいらっしゃいました。

詩人の谷川俊太郎さんでした。『二十億光年の孤独』や『マザー・グースのうた』以来の大ファンです。現在85歳。独特の相貌に強烈なオーラを放っていたので、すぐ谷川俊太郎とわかりました。

満田作品とともに本日の僥倖でありました。


【参照】
●満田晴穂ブログ

http://m-haruo.sblo.jp/

こんにちは。ご無沙汰しております。
ついついSNSにて書きたい事書いちゃうのでブログの方更新を疎かになってしまい申し訳ありません。

二年に一度させていただいてる三越での個展をご案内させていただきます。

JIZAI 満田晴穂展
■会期
2016年6月15(水)〜6月21日(火)※最終日午後5時閉場
■会場
日本橋三越本店6階美術サロン

DMの写真のヤドカリは作業風景を写真にということで制作途中のものになりますが、ヤドカリは自分にとっても思い出深いモチーフの一つで、今回の個展のメインに使わせていただきました♪
是非ご高覧ください
https://www.facebook.com/Roentgenwerke-AG-226778180689382/?fref=nf


【自在置物に関する弊ブログ過去記事】

●正阿弥勝義の超絶彫金工芸
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110524

●満田春穂の自在置物作品展(馬喰町のラディウム)
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20131006

●自在置物(別冊「緑青」)
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20101023