田中宇(たなか・さかい)氏の分析によると、黒田日銀がすすめているマイナス金利政策とはドル救援策だったようです。
米ドルの基軸通貨としての地位を必死に維持するために、FRBの命令によって日本の富が浪費され続けているということのようです。
これって、以前からリチャード・コシミズ氏が言っていたことですね。
●マイナス金利政策とはドル救援策だった
【2016年2月3日】
米連銀が日銀に求めていることは「ドルと米国債、米金融システム)へのテコ入れ」だ。日米間の金利差の拡大、ドル高円安、日本から米国への資金流入などが起きるなら「まともな」マイナス金利策でなくてもよい。日銀が実際にとった策は「マイナス金利」のイメージだけが喧伝され、銀行が日銀に預ける当座預金の金利はプラスのままという、銀行の経営に配慮する内容となった。
http://www.radiodays.jp/item/show/201547