BRICS開発銀行設立とプーチン暗殺未遂の関係

今回、約300人の方々(幼児を含む)が虐殺されている。

合掌。


ロシアのメディアによると、ウクライナ軍のスホーイ25戦闘機がマレーシア航空機をミサイル攻撃したと報道されている。そしてこの撃墜とほぼ同じ時間帯に同じ航路をプーチン搭乗機が飛行していた。BRICSの会合からの帰国途中のプーチン搭乗機を撃墜するはずだったが、失敗したのかもしれない。両機は外観がよく似ている。


今朝の「ロシアの声」によると、撃墜を可能にするようなロシア製兵器はウクライナに運ばれていない。
●ロシア国防省:いかなるロシアの兵器も国境を越えてウクライナへ運ばれてはいないhttp://japanese.ruvr.ru/news/2014_07_19/roshia-ukuraina-heiki/


しかし、日本のメディアは予想通り、ロシアメディアの報道には知らんぷりで、新ロシア勢力による犯行を匂わせる報道に加担している。


どうもプーチン主導によるBRICS開発銀行設立が、米戦争屋を含む世界的寡頭勢力を刺激したらしい。BRICS開発銀行の設立は米ドルの世界基軸通貨の地位を確実に脅かす。プーチンは、アメリカを闇支配する米国戦争屋ネオコンにとって到底許されない存在。

米戦争屋を含む世界的寡頭勢力から命を狙われているプーチンは、50年前のジョン・F・ケネディの立場と状況に似ている。


(狙撃される直前のケネディとジャクリーヌ夫人)


ケネディがCIAの組織内組織(パパ・ブッシュが当時の暗殺計画のボス)によって暗殺されたように、今回、プーチンも抹殺されるはずだった。


しかし、50年前とは状況が異なる。世界の潮流はいま劇的に変わろうとしている。プーチンとロシアがそれを成し遂げようとしている。



以下、新ベンチャー革命さんの記事より:

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33933982.html
ケネディ暗殺から早50年:BRICS開発銀行設立を実現させたプーチンの暗殺は未遂に終わったのか

1.マレーシア航空機墜落原因に関して、反露勢力と親露勢力が罪の押し付け合いを始める

 本ブログ前号No.932 にてウクライナにおけるマレーシア航空機墜落事件を取り上げました(注1)。

 予想通り、欧米寄りのウクライナ新政権(反露勢力)とウクライナ東部の親露勢力の両者が、マレーシア航空機は撃墜されたと主張、お互い、相手がやったと主張していますが、その決定的証拠はまだ公開されていません。

 本事件に関してまだ確定していないポイントを整理すると以下となります。

(1)マレーシア機はほんとうに兵器によって撃墜されたのか
(2)兵器によって撃墜されたとすれば、地対空ミサイルなのか、空対空ミサイル(戦闘機などによる攻撃)なのか
(3)マレーシア航空機が兵器によって攻撃されたとすれば、攻撃者の目的と動機は何か
(4)その攻撃者もしくはその黒幕は誰か
(5)攻撃者はウクライナの反露勢力もしくは親露勢力のどちらかと限定できるのか
(6)攻撃者が露軍である可能性はないのか
(7)マレーシア航空機内での爆発の可能性はないのか

 要するに、マレーシア航空機がウクライナ反露勢力もしくは親露勢力によって撃墜された証拠すらまだないということです。わかっているのは、ウクライナ東部に墜落して、300人弱全員死亡したという事実のみです。にもかかわらず、日本を含む西側のマスコミは、攻撃者はウクライナ親露勢力と決め付けていますが、このように一方的に決め付ける報道振りは異常です。

2.日本のマスコミはプーチン搭乗機の飛行についてまったく触れない

 ネットでは、西側のみならず、ロシアのマスコミ情報も流れていますが、マレーシア機が墜落する時間帯にプーチン搭乗機もその航路近傍を飛行していたと報道しています。にもかかわらず、日本のマスコミはこの情報をなぜか、報道しません。おそらく、日本マスコミの海外監視機関(CIAなど)が規制しているのでしょう。

 この情報を報道すれば、マレーシア機はプーチン搭乗機と間違われて攻撃されたのではないかという疑惑が浮上します。そして、マレーシア機攻撃者は実はプーチン暗殺を企んでいたと世界中の人々が疑うはずです。

 しかしながら、CIAなどに監視される日本のマスコミがいくら隠しても、ネットにはその情報が流れています。もちろん、それらはロシアサイドの報道であり、真偽は不明です。

 もし、この情報が正しいとすれば、プーチンは自分が狙われたと知っているはずです、それなら、タイミングを見計らって、全世界にその事実を公表する可能性があります。

 今のところ、ロシア政府から公式にその情報が発表されていないので、日本を含む西側の報道は、犯人はウクライナ親露勢力と決めつけ始めています。

 にもかかわらず、それらの報道は、犯人視されているウクライナ親露勢力がなぜ、マレーシア機を攻撃したのかについては、不思議にも言及していません、それよりむしろ、ウクライナ親露勢力の背後に控えるロシアを悪者にするプロパガンダ一色となりつつあります。

3.故・ケネディ同様に、プーチンの命が狙われる理由はある

 プーチンは7月17日、マレーシア航空機墜落時、ロシア大統領専用機に搭乗し、ブラジルからモスクワに向かって帰国の途についていたと言うことです。

 その前の日、7月15日、プーチンはブラジルにて、BRICS開発銀行設立の合意締結の会議に出席しています(注2)。

 だから、7月17日の事故当時、プーチン搭乗機はブラジルからモスクワに向けて飛行しており、マレーシア機の航路を同機より約30分遅れで交差したという情報には信憑性があります。

 中露主導で決まったBRICS開発銀行の設立は米ドルの世界基軸通貨の地位を脅かすもので、米政府のみならず、米国戦争屋にとっても許されざる挑戦です。

 この意味で、米戦争屋にとって、プーチンはかつてのJFKケネディ)同様に許されざる人間ということです。JFKFRB(米戦争屋を含む世界的寡頭勢力の私的銀行でドル紙幣を米政府に貸し付けて利子をとってもうけている)を国有化しようとして、FRBの発行する米ドルに代わる政府紙幣を発行しました。その結果、JFKは米戦争屋を含む世界的寡頭勢力(FRB株主)からの怒りを買い、1963年末、JFKは暗殺されています。ちなみに、この暗殺には米戦争屋CIAの関与が疑われます。

 なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

4.プーチンは米国寡頭勢力のみならず、世界的寡頭勢力に挑戦する稀有の指導者

 プーチンは、上記のように、米戦争屋のみならず、米FRBの株主である欧米銀行屋(米戦争屋とともに世界的寡頭勢力を構成する国際金融資本)からもにらまれる存在なのです。その意味で、欧米銀行屋に支援されるオバマは、プーチンとの外交に苦慮せざるを得ないのです。

 かつてのJFK同様に、今のプーチンは世界的寡頭勢力から、彼らに不都合な反逆者とみなされていると思われます。そして、彼らの秘密会議・ビルダーバーグ会議(直近では2014年5月末、デンマークコペンハーゲンで開催)にて、何らかのプーチン制裁が決定された可能性を否定できません。

 しかしながら、プーチンはひるまず、BRICS開発銀行をつくったり、中露貿易をドルやユーロ経由なしで行うなど、ビルダーバーグ勢力の神経を逆撫でしています。そして、近未来には眠れる大国インドも仲間に入れようとしているわけです。

 だから、プーチンはロシア国民からは絶大な支持を受けています。われら日本の安倍総理とは大違いですが・・・。

 以上の現実を知ると、JFK同様にプーチンは、米戦争屋を含む世界的寡頭勢力から命を狙われても不思議はありません。

注1:本ブログNo.932『マレーシア航空機撃墜される?ウクライナ反露政権の空軍機によるプーチン搭乗機攻撃の失敗か、それともウクライナ親露勢力による地対空ミサイル誤射か』2014年7月18日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33930151.html

注2:ハフィントンポスト“BRICS、開発銀行設立へ ロシア・中国が主導、アメリカに対抗”2014年7月18日
http://www.huffingtonpost.jp/2014/07/17/brics_n_5594075.html?utm_hp_ref=japan