靖国参拝と水道事業民営化に共通するもの


政治家の靖国参拝は一見愛国的な行為に見えるが、実は日中関係や日韓関係の破壊を目的としたボスの命令によるもの。

愛国的行為を偽装した売国的行為。

似非右翼が騒ぐのも同じ。ボスが共通しているのですね。


マイケル・グリーンの隣で「水道事業民営化」を宣言した麻生太郎が先頭を切って靖国参拝したのもボスに脅されたからだろう。

それにしても麻生某の顔つきに知性のかけらも感じないのはなぜだろう。



以下、「属国離脱への道」さんの記事を転載。

●麻生もCSISで講演。マイケルグリーンの横で「水道をすべて民営化します」。哀れネトウヨ涙目
http://blog.zokkokuridatsu.com/201304/article_13.html

 結局、菅や野田と同様に、安倍をはじめとする自民党内閣の連中もマイケル・グリーンCSIS戦略国際問題研究所)の傀儡でしかない。

 マイケル・グリーンはいわずとしれたジャパンハンドラーズであり、こういった連中が属国利権を振りかざして日本国内で謀略につぐ謀略を繰り返してきた。言うまでもないことだが、CSISは対日謀略団体である。

 安倍は3月の訪米時に、CSIS主催の講演会で壇上に立ち「ジャパン・イズ・バック!」と連呼して、ご主人様に尻尾を振ったようだが、今度は麻生の出番である。

 麻生もまた米国でCSIS主催の講演会に登場した。

 麻生は、通訳を挟んでマイケル・グリーンと並び、「水道を全て民営化します」と宣言している。
http://www.ustream.tv/recorded/31681043
http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/673.html

 麻生は竹中平蔵を嫌っているらしいが、言っていることは同じじゃないか。
“懲りない売国奴、安倍が登用した竹中平蔵が矢継ぎ早に進める日本解体・売国政策。”
http://blog.zokkokuridatsu.com/201304/article_3.html

 以前にも書いたが、水道事業などのインフラ民営化を叫ぶヤツは例外なく馬鹿か売国奴である。『エコノミック・ヒットマン』に詳述されているように、アメリカは途上国を食い物にする戦略の一つとして、こうした水道事業などの民営化を進めてきた。資金支援と抱き合わせである。その結果、恐ろしく馬鹿高い使用料金に国民が苦しむハメになる。

エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリ
東洋経済新報社
ジョン パーキンス

エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ

エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ



 麻生はかつて総理大臣時代に「本当は郵政民営化に反対だった」と言ったことがあるが、本心ではなくても命令されれば意志を貫くことができない適当な人間。

 マイケル・グリーンに弱みの一つ、二つ握られているのではないか。簡単に国など売り飛ばしてしまう。

 麻生も安倍同様に、自称真正保守の馬鹿どもから人気が高いようだが、現実はこの程度のことなのだ。

 最後に確認しておくが、CSISと関わる日本人は日本経済新聞社も含めすべて国賊である。

●湧いて出てくる靖国馬鹿たち
http://blog.zokkokuridatsu.com/201304/article_16.html

 小泉純一郎にしても安倍晋三にしても、なぜ靖国参拝にこだわるのか。

 靖国参拝にこだわるのは一見愛国的にも見えるが、両者が実行しようとしている政策は、とことん売国的である。小泉竹中構造改革にしてもTPPにしても、アメリカのケツを舐めようとしている負け犬政策に他ならない。

 売国的政策にまい進するクズ政治家が、なぜ靖国参拝なのか。

 純粋に愛国的行為であることだけはありえないだろう。TPP推進で離れかけた安倍の信奉者である馬鹿右翼どもをつなぎ止めるためか。

 「靖国靖国」と主張する似非右翼団体の多くが実は半島系在日であるという事実と売国政治家の靖国参拝には共通するモノがあるのだろう。

 つまり、結局、ボスが共通だという点である。政治家の靖国公式参拝は、日中、日韓関係を壊す。売国行為に熱中する連中が、靖国だけは愛国心から行う可能性は低い。やはり、日中・日韓関係を破壊すべく、背後の朝鮮邪教、ひいてはCIAの意向を受けてのものと考えられる。

 靖国をめぐって、慰安婦問題や尖閣問題で見られるのと同様のマッチポンプが行われているわけだ。

 そう考えてようやく腑に落ちた。

 靖国問題が話題となるたびに感じていた違和感。靖国参拝自体が嫌いなのではなく、靖国参拝をあえて行う政治家だの、靖国を叫ぶ自称保守の連中に対して嫌悪感を感じていたのだと分かった。

 靖国というとA級戦犯の合祀が問題視される。だが、これに対してA級戦犯を決めたのは戦勝国による裁判であり、意味はないという意見がある。一理あるが、A級戦犯の中には実際に人間のクズだった連中も含まれているのは事実である。

 例えば、東條英機などは調べて見れば分かるが、超弩級の愚直で無能な指導者であり、また政治的に敵対する人物にあえて召集令状を出して戦場に送る等、人間的にも問題がある。また、海軍の中には米国側に通じていた人物もいた。いちいちあげていけばキリがないが、要するに「靖国靖国」と強調することが愛国行為だとは思わない。最大の愛国行為は、いかなる状況下にあっても戦争を行わないという決断だと信じるからである。

 ここで一つ興味深い動向がある。

 ジャパンハンドラーズとして知られるジェラルド・カーティスが安倍政権の「靖国問題憲法改正、歴史の見直し、戦後体制変更(レジームチェンジ)」といった一連の「右傾化政策」を強く批判しているという点である。

 憲法9条の改正や日本の軍事国家化を煽っているのが同じくジャパンハンドラーズであるリチャード・アーミテージマイケル・グリーンであることからすると、違和感がある。

 ジャパンハンドラーズ内でも宗派が違うのか、あるいは「上げて下ろす」式の属国操縦術なのか、あるいは米国としては日中戦争路線から転換したのか。

 この辺については、もう少々様子を見る必要がある。

 いずれにしてもジェラルド・カーティスの批判を受けて、隷米の安倍晋三がどのように変わるのか興味深い。