アーミテージレポートと特定秘密保護法

この4人の顔と名前はよく覚えておきたい。


昨夜、アーミテージらの指令通り特定秘密保護法が強行突破されたようです。

これで、憲法を改正することなく、日本を米国戦争屋が計画実行する戦争ビジネスに引きずり込むことがやりやすくなりました。

お子様をお持ちのご家庭は要注意です。



以下の「属国離脱の道」ブログ記事で言及されているレポートに関与するアーミテージとナイのツーショット。



●対米従属キング安倍晋三。TPPも集団的自衛権原発再稼働も秘密保護法案もアーミテージらの指令通り
http://blog.zokkokuridatsu.com/201312/article_3.html

 安倍命のネトウヨには耳をふさぎたい事実だろうが、安倍晋三マイケル・グリーンリチャード・アーミテージといったジャパンハンドラーズ(日本操り悪徳米国人)の操り人形である。自分の出身大学すら満足に書けない安倍に政策策定能力などあろうはずもない。

 これは隠謀論でもなんでもなく、実際に記録となって表されている事実。すでに公の事実だから、別に特定秘密でもなんでもないはずだ。

 例えば、安倍はウィキペディアの記述によれば、第一次総理就任前からマイケル・グリーンとは昵懇だったようである。そして、第2次総理就任後、2013年2月に訪米した際、対日謀略シンクタンクCSIS戦略国際問題研究所)が主催する講演会に登壇した。そのとき安倍が行った講演会のタイトルは『JAPAN IS BACK!』である。

 安倍は、この講演の中で「日本は戻ってきました」と何度も延べ、講演の冒頭ではリチャード・アーミテージマイケル・グリーンらをはじめとするジャパンハンドラーズの名前を一人ずつ挙げて「ありがとうございます」とお礼を述べている。その後、安倍は2012年夏のアーミテージが出した「第3次アーミテージレポート」を俎上に上げ、「お答えします」という形式で講演を始めたというのである。

 さて、それが、この「第3次アーミテージレポート」。下記に抜粋する。


日本への提言

(1)原子力発電の慎重な再開が日本にとって正しくかつ責任ある第一歩である。原発の再稼動は、温室効果ガスを2020年までに25%削減するという日本の国際公約5を実現する唯一の策であり、円高傾向の最中での燃料費高騰によって、エネルギーに依存している企業の国外流出を防ぐ懸命な方策でもある。福島の教訓をもとに、東京は安全な原子炉の設計や健全な規制を促進する上でリーダー的役割を果たすべきである。

(2)日本は、海賊対処、ペルシャ湾の船舶交通の保護、シーレーンの保護、さらにイランの核開発プログラムのような地域の平和への脅威に対する多国間での努力に、積極的かつ継続的に関与すべきである

(3)環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に加え、経済・エネルギー・安全保障包括的協定(CEESA)など、より野心的かつ包括的な(枠組み)交渉への参加も考慮すべきである。

(4)日本は、韓国との関係を複雑にしている「歴史問題」を直視すべきである。日本は長期的戦略見通しに基づき、韓国との繋がりについて考察し、不当な政治声明を出さないようにするべきである。また、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)や物品役務相互提供協定(ACSA)の締結に向けた協議を継続し、日米韓3か国の軍事的関与を継続すべきである

(5)日本は、インド、オーストラリア、フィリピンや台湾等の民主主義のパートナーとともに、地域フォーラムへの関与を継続すべきである。

(6)新しい役割と任務に鑑み、日本は自国の防衛と、米国と共同で行う地域の防衛を含め、自身に課せられた責任に対する範囲を拡大すべきである。同盟には、より強固で、均等に配分された、相互運用性のある情報・監視・偵察(ISR)能力と活動が、日本の領域を超えて必要となる。平時(peacetime)、緊張(tension)、危機(crisis)、戦時(war)といった安全保障上の段階を通じて、米軍と自衛隊の全面的な協力を認めることは、日本の責任ある権限の一部である。

(7)イランがホルムズ海峡を封鎖する意図もしくは兆候を最初に言葉で示した際には、日本は単独で掃海艇を同海峡に派遣すべきである。また、日本は「航行の自由」を確立するため、米国との共同による南シナ海における監視活動にあたるべきである。

(8)日本は、日米2国間の、あるいは日本が保有する国家機密の保全にかかる、防衛省の法律に基づく能力の向上を図るべきである。

(9)国連平和維持活動(PKO)へのさらなる参加のため、日本は自国PKO要員が、文民の他、他国のPKO要員、さらに要すれば部隊を防護することができるよう、法的権限の範囲を拡大すべきである。
海上自衛隊幹部学校」公式HP ○第3次アーミテージ・ナイレポートより抜粋


 驚くべきことに、原発再稼働も集団的自衛権もTPP交渉参加も、そして特定秘密保護法もすべてが、アーミテージらの指令通りというわけだ。

 「JAPAN IS BACK!」というのは、要するに「対米隷属の日本が戻ってきましたよ!」という宣言なのである。

 まさに対米従属キング安倍晋三である。


参考文献
“[暗黒夜考]「第3次アーミテージ・ナイレポート」を通してみる「特定秘密保護法案」”
http://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=55500

“2013/02/27 【IWJブログ:「アーミテージさん、ありがとうございます」属国日本の姿を堂々とさらけ出した安倍総理 米講演で】”
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/61863

“2013/02/03 【IWJブログ】「第3次アーミテージレポート」全文翻訳掲載”
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56226