TPP詐欺(つづき)


昨年12月の選挙のときにはTPP交渉参加に反対しておきながら・・・、国民を騙す手口はオレオレ詐欺団よりも恐ろしい。

自民党 3日で約束を破った自民党 TPP交渉参加決定
http://ameblo.jp/range-devil/entry-11477288982.html
1. 安倍 TPP交渉参加表明へ

<安倍首相>TPP交渉参加表明へ 全関税撤廃求めず確認
毎日新聞 2月23日(土)11時7分配信

というわけで、みっともない総理大臣安倍がついにTPPへの交渉参加を表明した。

三原じゅんこ氏のブログには
さすが!の安倍外交
という記事が掲載されている。

そこには、
「日米間の信頼関係を再構築できた素晴らしい外交手腕。
さすが!の一言につきる。」
と書かれている。

「日本の対米隷属関係を再構築したどうしようもない外交手腕。
みっともない!の一言につきる。」
の間違いなんじゃないだろうか?

2.約束を破ることが決定的となった自民党

TPPに関する項目によれば、自民党は昨年の選挙時にはTPP交渉参加に反対し、それによって、農協団体の支持を得て多くの議員が当選してきたことがわかる。

しかし、内閣結成からすでにTPP賛成派を閣僚に配置し、急ピッチでTPP交渉参加への手続きを進めてきたのである。

ここまであからさまに約束を守れない人間を誰が支持するのだろうか?

そもそもこの選挙結果は不正選挙によるものなので、安倍を支持している人はほとんどいないと思われる。しかし、選挙結果をねつ造するにもこんなに早く約束を破られたのであれば、つじつまが合わなくなってしまう。アメリカ経済を延命しようとする裏社会の必死さが見て取れる。

3.TPP交渉参加で今後どうなるか

簡単に言えば、TPPによって
国の利益以上に外国資本の利益が優先される
ということである。

為替介入によるアメリカ国債購入を超える究極の反国家的行為
である。

表向きの報道では農業分野が問題であると騒がれている。しかし、本当の問題は医療保険の分野である。アメリカの民間の保険会社がアメリカに有利なルールを設定して日本の保険業界に入り込んでくることにより、日本の健康保険制度は崩壊に向かうであろう。

おそらく安倍は農業分野では例外を認めるように交渉し、メディアは「安倍の優れた交渉力によって農業分野に例外を認めさせた」というように報道して、安倍政権の高支持率を偽装するものと考えられる。その一方で、日本の健康保険制度を崩壊へと向かわせようとしている。

まだ、交渉に参加した段階である。この事実を少しでも多くの国民に拡散し、日本の健康保険制度の崩壊を阻止しなければならない。次の参議院選挙で約束をすぐに破った売国自民党を野党に追いやらなければならない。