[風雲急メモ]笹子トンネル崩落事故(続報)


しょっちゅう車で通っている中央道笹子トンネルなので他人事と思えない。9人の方が亡くなった。20代の若者たちも犠牲になっている。痛ましい限りだ。

ご冥福をお祈りいたします。合掌。

それにしても、今回の事故は絶対にあってはならない事故。現在までの報道からは、不審な点が多い。

中日本高速道路は「トンネル本体上部の天井と、天井板を支えるつり金具とをつなぐボルトが抜けている箇所があった」と説明しているが、吊り金具のボルトが1本や2本抜けたぐらいで110メートルにわたって天井が崩落するのか?


 「100メートル以上も天井板が崩落したと聞いて、何かの間違いだと思った」と、山口大大学院の進士正人教授(トンネル工学)は驚きを隠さない。
 進士教授は「ボルト自体の腐食か、ボルトを打ち込んだコンクリートの劣化のどちらかではないか。地下水が染み込んだことも原因の一つとして考えられる」と指摘。「それでも、ボルト部分が十分な強度を発揮できるよう設計されているはずで、天井板が連鎖して落ちるのは考えにくい。本来は手遅れになる前に、点検や補修がなされるのが当然なのに、どうして事故が起きたのか」と言葉を失った。

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20121203-1054991.html


トンネル工学の専門家が「ありえない」と絶句するような事故ってことは、事故以外の事件性についても捜査する必要があるのではないか?

「トンネル全体が変形した」(早稲田大学の清宮理教授(社会環境工学))なんて屁理屈を考える前にテロの可能性について捜査する必要性はないのか?

爆発物の煙硝反応の科研捜査はしたのか?

以下のような「爆発音」に関する証言もある。(崩落した音が「爆発音」のように聞こえたということかもしれませんが)


 崩落現場から50メートル手前を運転していた30代男性は「『ズドーン』という爆発音が聞こえたと思ったら、あっという間に視界がなくなった。1時間以上歩いて入り口へ戻った」。別の40代男性は「トンネル内に100台以上の車があったと思う。悲鳴しか聞こえなかった」と話した。長野県塩尻市の会社員鈴木智博さん(37)は「いつ火が追ってくるのか、怖くてたまらなかった」と振り返った。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20121203-1054873.html