原発・放射能問題についていつもバランスのとれた正確で鋭い情報を発信されつづけている「人力でGO」さんのこのブログ記事に注目。
●火力発電所のフル稼働で電力は賄える・・・ゼロリスクを求めてリスクを高める国民
http://green.ap.teacup.com/pekepon/837.html#comment
最近流行っている誤った公式:
DNA修復機能のないショウジョウバエの精子への放射能照射実験で異常が出たことを根拠として、マラーは『放射線の害はその量に直線的に比例する』という仮説を発表し、これを受けてICRP(国際放射線防護委員会)は、放射線は有害であるとした。
マラーが実験を行った時代には染色体の存在は知られていたもののその細部のDNAについては研究が進んでいなかった。現在ではDNAの修復活動は人間の細胞1個では一日に百万件行われていることに対し、ショウジョウバエの精子は修復活動をしない特別なものであることが判明しているが、ICRPは現在もショウジョウバエの実験データを放射能の危険数値の基準にしている。(wikipediaより)
いまから70年前のこの実験結果に基づくトンデモ仮説によって福島の人々が今現在も苦しんでいる。これを助長しているのが放射「脳」に罹患した「善良」な人々。反原発デモに参加している人の多くがおそらく放射脳患者ではないか。
さらにLNTトンデモ仮説にもとづく放射能パニックを煽動しつづけているのが広瀬隆、小出裕章、武田邦彦および児玉龍彦ら放射能恐怖煽動四人組。
最近ではMITの研究チームがマウスに自然放射線の400倍の外部被曝を与え、
マウスのDNAが損傷を受けても、全て修復し、
DNAに損傷が残らなかったと発表しています。
ICRPはDNAの修復はおろか、DNAすら発見しれていない
1930年のショウジョウバエの特異な実験を元に、
1946年に提唱された「直線仮説」を元に
1(mSv/年)も危険としてきました。
しかし、さすがにこの基準は最新の研究結果を無視しすぎていると自覚しています。
しかし、ICRPは多くの研究者の追及にもかかわらず、
この基準自体を緩和していません。
ところが、スリーマイルやチェルノブイリの結果、
ICRPの防護基準以上でも発癌などが増加しなかった事が明らかになりました。
逆にチェルノブイリでは厳しすぎる防護基準によって、
多くの強制非難の人々が発生し、
彼らが強制非難によるストレスや失業によって、
アル中になったり、精神を病んだり、ストレスによる疾患が増加しました。
そうなのです。福島原発由来の放射能被曝で亡くなった方は一人もいないにもかかわらず(今後も亡くなる方はゼロでしょう)、強制避難のストレスに起因する病気で亡くなったり自殺された方が続出している(600人くらいでしょうか)。
まさに、ゼロリスクを求めるあまり、逆にリスクを高めているのが現状。
この絶望的な状況を変えるにはどうしたらいいのでしょうか?