LNT派と閾値派の論争に実りはあるか?

数日前から「阿修羅」という社会政治問題系サイト掲示板で、LNT派と閾値派の熱い議論の真っ最中。

弊ブログが尊敬する閾値派の「人力でGO」さんが孤軍奮闘。論敵をバッサバッサと切り捨てる爽快な闘いだ。LNT教の信者相手に善戦している。

しかし、この論争が収拾する様子はない。なぜか?

これは中世の神学論争だからだ。

神は存在する、という人々に対して、神の不存在を科学的に証明することは原理的に不可能。

弁証法的解決はないものだろうか?

正(LNT仮説)に対する反(閾値説)。これをアウフヘーベン止揚)する合(ジンテーゼ)は無いのだろうか?

ある。

放射線ホルミシス、これがソリューション(ジンテーゼ)。

これについては、後日あらためて検討したい。


しかしまあ、この阿修羅の掲示板への投稿を読むと、世の中の「反原発派」と呼ばれる人々は、

原発派=LNT派
原発推進派(御用学者)=閾値

という二分法(ダイコトミー)でしか物事を考えることができないIQの低い人がほとんどなんですね・・・


【参照】
●ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表・・・日本は我々を守る国家ではない
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/870.html

この「ドイツ放射線防護協会」は、LNT仮説を宗教のように信奉して放射能恐怖を煽るECRRと同様のいかがわしい団体のようだ。LNT仮説によって発生する利権を貪る原子力産業の自作自演の可能性あるのでは、と指摘している。先日の明治粉ミルク汚染プロパガンダも怪しい。

除染利権(8兆円規模?)を結果的に後押している「LNT仮説を信奉する反原発派」に注意!

●「不在」を証明出来ない科学・・・現代の神学論
http://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/archive?b=5