圧縮した空気を動力源にした空気エンジン車のニュースをテレビで見てちょっとときめいた。
これは子供達が小学生の頃に流行ったペットボトルロケットの超強力バージョンなのだろうか?
豊田自動織機が開発したらしい。機織機械の会社が自動車の開発もしていたんですね。さすがトヨタ。
ネットから拾った情報によれば、インドのタタ社もOneCAT(ワンキャット)」という空気エンジン車をニューデリーで販売するらしい。
燃費は1リットル50キロ。これはおどろきだ。普段の移動はこれで十分。長距離走行時には補助ガソリンなどでピストンを動かして、圧縮空気を作る必要があるらしい。インド向けは5人乗りで、価格は50万円強。
この豊田自動織機の空気エンジン車は、時速129.15キロを達成し、月内にもギネス記録に申請するらしい。最高速度よりも走行距離(燃費)の方の世界一を目指してほしいけれど・・・
「クーリンのエンジン部分。圧縮空気は、3本あるボンベ(左)から配管を通ってコンプレッサーに送られる」とあるが、どのような原理で車輪を動かすのだろうか。エネルギー的にどれくらいの効率なのだろうか。興味は尽きない。
今回開発された空気エンジン車は、同社のカーエアコン用コンプレッサの技術を応用し、コンプレッサを圧縮機ではなく膨張機として用いることで、圧縮空気が膨張する力のみを動力源とする空気エンジンにしたのが特徴らしい。逆転の発想。
空気エンジンは、小型軽量で高出力、瞬発力に優れるなどの特長があり、化石燃料も電気も動力源とはない新しいタイプのエコカーということらしいですが、これが本当ならかなり魅力的。
圧縮空気を効率的につくる動力をどうするか、という問題はあるものの、なんだかワクワクするニュースです。
ひょっとしてこのエンジンは自転車にも使えるかもしれない。原理をもう少し調べてみよう。特許出願はされているか?
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http://www.asahi.com/car/news/NGY201109220019.html
空気を動力源にして走る世界最速の空気エンジン車「KU:RIN(クーリン)」を、トヨタ自動車グループの豊田自動織機(愛知県刈谷市)が開発した。時速129.15キロを達成。月内にもギネス記録に申請する。
豊田自動織機の20〜30代の技術者7人がクラブ活動で、終業後や休日を利用して2年かけて開発した。クーリンの名前は、排出ガスのない「クリーン」と空気で走る車「空輪」とを合わせた。
クーリンは1人乗りで、全長3.5メートル、最大幅83センチ。くさび形をした三輪車。後部に5リットルの圧縮空気の入ったボンベ3本を積んでいる。同社のカーエアコンのコンプレッサーを活用。本来は空気を圧縮する機能を、逆に圧縮空気を解き放すようにした。膨張する力を動力にして車を走らせる。
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