高麗美術館(浅川伯教・巧が愛した朝鮮美術)

今日は早朝、平安神宮を散策したあと、いったん宿に戻って朝食をとったあと、強烈な炎天下の中、琵琶湖疎水→南禅寺哲学の道銀閣寺→京都大学(総合博物館)→高麗美術館→錦市場の順に回る。

銀閣寺もすごいが(足利義政ユートピア構想に思いを馳せる)、特に圧巻は、高麗美術館である。今回の京都旅行の一番の目的はこの高麗美術館の「浅川伯教・巧が愛した朝鮮美術」展だ。


麗美術館は地下鉄北王子駅からバスで約15分の賀茂川中学の近くにある。とても瀟洒で美しい建物。朝鮮美術や工芸に興味のある人にはありがたい美術館だ。先月(7/1)にソウル郊外のマンウーリの共同墓地に赴き、浅川巧さんの墓参をした。その浅川巧さんとお兄さんである浅川伯教さんゆかりの工芸品が展示されていて充実かつ濃厚な時間を過ごす。三男も興味深そうに展示品をのぞく。

上の写真の面取り李朝白磁柳宗悦が朝鮮美術に開眼するきっかけとなった壺である。




撮影禁止の表示に気がつかず(+_+;)\パコッ!、ほんの少しだけ撮らせていただいた。ごめんなさい。朝鮮民族が生みだした工芸品のあまりの美しさに我を忘れてしまった。