整理ハック(小山龍介)

 小山龍介さんの新刊がおもしろい。
 この本の中で、書籍をスキャナーでPDFファイルに電子化したあと、本を捨てる話が出てくる。
 なるほど! これは一考の余地あり。
 そこで妄想が始まる。
 スキャナーで取り込む作業を自動化するロボットを開発すべき。本を1ページ1ページ高速でめくってスキャンする高性能ロボット。
 現在の日本のロボット技術では充分可能ではないか。
 そして、すべての蔵書を電子化し、本がまったく無い書斎はどうか。
 すべての蔵書を電子化して電子ブックでいつでも読める。
 そこで、新しい電子ブックの開発が必要となる。
 現在製品化されている電子ブックはいずれもいまいち。
 たとえば、柔らかい素材の実際の本のような電子ブック。
 フレキシブルな有機ELディスプレイは研究開発が進んでいる。よって、これも実現可能。
 開いてページをめくる感触も実際の本のような電子ブック。
 一冊の電子ブックに数万冊の蔵書が、世界中のアーカイブが蓄積されている。
 真夏の夜の妄想。