インシノレットという米国製の電気焼却式トイレについて再検討。
インシノレットの日本の代理店にメールで問い合わせていろいろと聞いてみた。担当の方からたいへん丁寧な返事をいただく。
日本におけるキャンピングカーへの適用例は数件あるとのこと。
また、シャワールームに搭載した例もあり、その場合は防水仕様にするための加工も行ったとのこと。
ただ日本での適用は、被災地等の業務用がほとんどで、国内で400台から500台のトイレ車(発電機とインシノレットを搭載した車)としてレンタルされているとのこと。さらに、自衛隊にはトイレと発電機を搭載したトイレ車を7台納入し、約10年以上使用されており問題はないとのこと。実績はかなりあるとみた。
しかし、キャンピングカーへの適用事例は極めて少ない。やはりコストが高すぎるということか。(本体価格が75万円ほどで、ビルダーに搭載を頼むと100万円くらいになるか。)
また、1回の使用で約1時間100Vの電気で焼く必要がある。やはり発電機がないと使えないしろもの。
海外のサイトを覗いてみると、インシノレットに対しては賛否両論があるようだ。臭いの問題を指摘する人が多いが、基本的に臭いはほとんど問題ないという人もいて、よくわからない。実際に使ってみるしかないか。
日本のメーカ、特にパナソニックさんあたりが「生ごみ処理機」の技術とノウハウを活かして、高性能で低価格の電気焼却トイレを開発してくれないだろうか。お願いしまーすパナソニックさん!