生ごみ処理

 インドア派のためのモバイル別荘における生ごみ処理について検討する。
 キャンピングカーを活用されている人々は、日々発生する生ごみをどうされているのだろうか。インドア派の移動別荘(陸のクルーザー)にとっては、トイレと同様、生ごみ処理は死活問題である。
 基本的なルールとして、キャンピングカー内で発生したごみはすべて持ち帰らなければならない。これは最低限のエチケットでありルールである。
 多くのキャンピングカーにおいては、ごみ箱をリアのフールキャリア等に設置して、この中にごみを入れている(ゴミトンと呼ぶらしい)。
 しかし、生ごみは密閉していても臭気が発生し数日で腐敗する。長期にわたる場合は、どこかで許可を得てごみをすてさせていただくしかない。しかし、こまめに生ごみを処分したいときはどうしようもない。これをなんとかしたい。
 そこでいろいろネットで調べたところ、生ごみ処理機という便利な機械があることを知った。
 日本では数社が販売しているが、ナショナル(パナソニック)の生ごみ処理機がいいらしい。
 これは生ごみを温風乾燥し攪拌することによってさらさらの有機質肥料に変化させる便利な機械。約7分の1に減量された処理物は庭の畑や鉢植えの肥料になるので一石二鳥。温風乾燥により除菌され、処理中のにおいは脱臭触媒を用いた特殊なメカニズムによってカットされる。この臭いをカットする部分の開発にパナソニックの技術者はとても苦労したらしい。
 また、バイオチップなどの添加物を使用する必要がなく、100Vの電気さえあれば大丈夫。しかもコンパクト。キッチンまわりの空いたスペースに置ける。
 しかもランニングコストは、たとえば3人家族の1日分の生ごみ処理にかかる電気代は15円。
 そこで、ためしにビックカメラにて注文。消費税込みで55300円也。うれしいことには、この生ごみ処理機には地方公共団体から補助金が出るらしい。我が市においてもこの補助金制度があるらしい。購入後に手続きをすると補助金として2万円支給されるとのこと\(^o^)/