2004-01-01から1年間の記事一覧

ネオテニーと道具性

ネオテニー化と内言化(ヴィゴツキー)/道具性(木村大治)こそが問題である。この二つの問題は本質的である。この二つは転用論にも関係している。 夕方、ヤオコーにワインを買いに。母の日ということでカーネーションを1本。きれいなピンク色。子供たちに…

武田百合子

武田百合子の富士日記を読む。今hp4150で書いている。実は事前に注文してあったマイクロキーボードも使用。押す感触は良好。しかし、入力の速度はかなり遅くなる。手書きの方がはやいかも。AT0Kを入れたい。WZeditorもほしい。

俳句

夕方、三男と近所のサイクリング。茶畑のまわり。新茶の季節で製茶工場はフル稼働の様子。新茶の香りが町中に広がる夕暮れ。そこで一句。 茶が香る夕暮れの風、新久の野

くもりのち晴れ、18℃ 久々に渡部昇一を読む。アメリカがイラクを攻撃した本当の理由は、フセインが石油の決済をユーロでやろうとしていたから。米ドルの信認体制がこれで崩れる。これだけはなんとしても防がなければならなかった、ということ。アメリカは…

岡ノ谷説

進化論でいう前適応とネオテニーの関係はどのようなものか。岡ノ谷の小鳥の歌が文法の前適応であるとの説について考えている。ティンバーゲンの4つの質問から考察すること。

充実した一日。午後は某社の無効審判の打ち合わせ。米国局通知の回答案を速攻で作成しメール。すぐにOKの回答あり。帰りに秋葉原のラオックスに寄って、hp4150を速攻で購入。

前適用とネオテニー

昼休みは駅近くのガード下の新助へ。ここでひらめきがやってくる。以前から気になっている「前適応」と「ネオテニー」の問題だ。私の仮説は動物の幼児が示す遊び行動がネオテニー化したのがホモ・エレクトスやホモ・ハビリスやホモ・ネアンデルタールたちの…

山水思想

朝の電車の中で松岡正剛の「山水思想」。帰りも山水思想。西行と芭蕉と雪舟。漂白の芸術家たち。

松岡正剛の「山水思想」を読む。雪舟。日本とは何か。日本らしさ、の「らしさ」とはいったい何か。国(郷)や言語や生物種は言語と同様ではないか。この同様という言葉自体、「様」という言葉はおもしろい。ほとんど酔っ払ってしまった感想です。

オサムシ

午前中、手塚治虫のドラマを観る。手塚治虫の名前はオサムシからとったとのこと。午後、子供たちと公園でサッカー。そこでオサムシ2匹捕獲、ゴミ捨て場にあった缶コーヒーに入れて持ち帰る。調べたところ、オオオサムシ。緑色のキラキラと茶色キラキラ。餌…

今日は晴天。 iPodにコシ・ファン・トッテその他を入れる。 技術人類学を構想せよ。 日下公人「そして日本が勝つ」を読む。

行動のネオテニー化

形質ではなく行動様式もネオテニー化するのであろうか。私の技術起源論の一つのポイントは、動物の遊び行動がヒトの技術活動へとネオテニー化した活動であった、というものである。 遊びとは何か。動物にとって遊びは生存のための重要な活動である。

午前中は、次男のサッカーのスパイクシューズなどを買いにヴィクトリアとアルペン。

ジュンク堂にて、動物の遊び行動に関連性のありそうな図書購入(2万6000円也)。動物たちの子供が示す遊びのような行動はネオテニー化するのであろうか。

創作の悦びの質の違い

19日に書いたこと。自己意識の有無によって<よろこび>の質が異なるか。この謎を解くことによって、ネアンデルタール人と現生人類の決定的違いが解明できるのではないか。 自己意識とはなにか。自分で自分を駆動するメカニズム。このようなスイッチが入る…

午後、ソウル出身の博士と発明の打ち合わせ。

広島へ出張。三原空港は雨。午後は雨が上がる。 帰りの電車の中でインスピレーション。フェーズ1の技術活動とフェーズ2の技術活動の違いはなにか。<よろこび>の質がちがうのではないか。よろこびに対する自覚があるかないか、これである。自覚、つまり自…

認知的流動

恵那峡にてインスピレーション。認知的流動によってカップリングが自発的かつ創造的に行われるようになった。このカップリングの異常が分裂病ではないか。これはベルグソンの運河のネットワークに異常が生じることでもある。また、澤口俊之らの研究によれば…

晴れるが朝は冷え込む。9時半頃名古屋を出発して、恵那峡SAで一服、諏訪湖で昼食をとり、3時頃入間に到着。帰ってすぐに風呂。

転用論

朝の駅までの武蔵野通りでインスピレーションがきた。以前から「転用」について考えてきた。これは進化論でいう前適用たとえば、笑いは系統発生的には、子音の発生のためのオシレータとして開発されたすぐれたメカニズムであったらしい。この笑いが人類の言…

午後より雨

軽井沢のセントメリー教会にて姪っ子の結婚式出席。

小林秀雄

小林秀雄の「感想」を読む。これは凄いと思う。私は小林秀雄全集のこの巻だけ買った(8000円)。ベルグソンよりもベルグソン的。記憶は脳髄に収納されるという常識的な理解を否定するベルグソン。あるいは、知覚や思想は脳髄が創り出すという常識をベル…

久しぶりの晴れ。やっと春が来た。次男は塾。三男は七田。長男は昼からテニスクラブ。

伊勢史郎再読

伊勢史郎を再読。遺伝子の複製とミームの複製。遺伝子の複製に限定された行動がネアンデルタール人の生活ではなかったか。ただし、ネオテニー化した遊びや好奇心に駆動された行動はネアンデルタール人にもあったのではないか。そうでなければあのような緻密…

くもりのち夕方より雨 午前中ばたばた。午後は横浜の工場まで出張。信州大学の先生との共同発明。

2種類の快レバー装置

ホモエレクトスやネアンデルタール人の技術的知能の秘密を解明したい。さらに現生人類の技術文明の起源についても、伊勢史郎やミズンの認知的流動説で解明できるのではないか。つまり、類人猿と直立猿人の決定的違い、さらにネアンデルタールと現生人類の決…

昔の仕事仲間からご招待を受ける。新橋汐留のカレッタ汐留47階のジパングにて会食。午前様。

俳句

鳥めざめ山めざめたり春の朝

ネアンデルタール・ミッション

赤澤威(あかざわたける)の「ネアンデルタール・ミッション」はすばらしい。シリアの洞窟でネアンデルタールの2歳児の人骨を発見。ほぼ完全な骨。赤澤さんのネアンデルタールへの思い入れは理解できる。現生人類との関係やネアンデルタールが埋葬や炉床の…