ハーバード大学と山本五十六(幣ブログ再掲)


先日読んだ林千勝氏の本に触発されて、8年ほど前に(2013-06-14)、ボストン出張の際にハーバード大学を散策したときの幣ブログ記事があったのを思い出したので、再掲しておきます。


(以下、再掲)

某企業での打ち合わせが終わったあと、運動不足解消のためハーバード大学までウォーキング。結構遠かった(汗)。

ハーバードスクエアにあるこの書店で以前から欲しかったDan Roamの本を2冊買う。書店のお嬢さんにずいぶん探してもらった。


大学の構内を散歩しながら、以前弊ブログでも触れた或る人物(日本人)のことを思い出した。


90年以上前に山本五十六はここに居た。Wikipediaによれば、山本五十六は、1919年(大正8年)から1921年5月5日までアメリカに駐在しハーバード大学に留学している。

陰謀論(共同謀議論)によれば、日米開戦の発端となった真珠湾攻撃は、当時のアメリカが仕組んで山本五十六にやらせた所謂「偽旗作戦」だった。

米国戦争屋の偽旗作戦を活用した謀略(対日工作)はこの時から本格化している。

この作戦において、山本五十六アメリカと通謀していた可能性がある。ハーバード留学期間にスパイとして仕込まれたのだろう。まあ2年間にいろいろあったのでしょう。
山本五十六ファンの方には大変申し訳ありませんが・・・)

山本五十六は、誰がみても無謀なこの作戦に最後まで固執し反対を押し切って実行した。しかも、真珠湾に停泊している老逐艦だけを攻撃し決定的な打撃を与える前にさっさと引きあげている(精鋭艦は沖に逃がしている)。

太平洋戦争最大のとても奇妙な奇襲作戦だった。

「奇襲」といいながら奇襲ではなく、事前に仕組まれた偽旗作戦だったのです。

リメンバー・パールハーバーというプロパガンダが繰り返されている。911でも。



太平洋戦争では200万人の日本人が亡くなった。学徒動員の優秀な若者たちが殺された。米軍の若い兵士の犠牲も多かった。日本の若者とアメリカのまだあどけない若者たちが犠牲になっている。

輿水さんが言うように、このような地球上の悲劇は、もうこの世代で終わらせなければならない。


ハーバード留学時代に嵌められた山本五十六について言えば、彼は「嵌められやすい」人材だったのでしょう(私生活もそんな感じです)。終戦前に、たぶん良心の呵責と自責の念で精神的に耐え切れなくなって最後は自殺に近い死に方をされています。

それと対照的に、米内光正は山本五十六とはちょっと違うとんでもないワルです。ほとんど知られていませんが。(海軍善玉論が支配的)

海軍大将の立場で日中戦争を拡大する工作を行い、米軍の原爆投下を天祐(天の恵み)であると言ったのです。到底許せません。ある意味まじめな山本五十六と違ってこの人はのうのうと戦後も生きながらえています。ニヒルな人です。一番嫌いなタイプ。爬虫類的、と言ったらうちのベリーちゃん(家で飼っているカメ)に失礼でした(+_+;)\パコッ!


この本↓には、海軍の米内光政と山本五十六アメリカのスパイ工作員だったことの根拠となる事実が自らの体験とともに淡々と書かれています。


ところで、米内は東京裁判でも訴追されることなく戦後も生き延びた。のうのうと。米国と通じていたから無罪になったのでしょう。

これに対し、陸軍大将の阿南惟幾(あなみ・これちか)は、終戦の日、8月15日夜自害。

部下と最後の別れの盃酒を交わしたあと切腹

介錯はなし。絶命まで苦しかったと思います。

自害する前に一言こう言ったそうです。

「米内を切れ!」





日本は彼ら、つまり米国戦争屋とこの勢力に通じた日本海軍上層部の中のスパイ達に嵌められて先の戦争に無理やり引きずり込まれたというのが真相。

この構造は日露戦争から始まっている。

いや、明治維新の武器商人・坂本龍馬から・・・

(再掲終わり)