日航123便テロ説について(2)

おはようございます。今日は8月15日の終戦記念日。また、いつものマンネリ化したセレモニーが繰り返される一日になるのだろうか。NHKはまた今年も「日本の軍部は悪かった」キャンペーンを繰り返す雰囲気だ。

たしかに悪かったのは確かだけれど、NHKの悪さ追求のポイントはかなりずれている。

いま三村文男氏の「米内光政と山本五十六は愚将だった―「海軍善玉論」の虚妄を糺す」(三村 文男著)を読んでいる。この本には、海軍の米内光政と山本五十六アメリカのスパイだったことの根拠となる事実がしっかりと書かれている。

米内光政と山本五十六は愚将だった―「海軍善玉論」の虚妄を糺す

米内光政と山本五十六は愚将だった―「海軍善玉論」の虚妄を糺す

日本は彼ら、つまり米国戦争屋とこの勢力に通じた日本海軍上層部の中のスパイ達に嵌められて先の戦争に無理やり引きずり込まれた可能性がある。その可能性が高い。(この構造は日露戦争から始まっている。いや、明治維新からか・・・)


話がずれてしまった。日航123便テロ説の話だった。


以下、新ベンチャー革命さんの見解を基にして、いくつか日航123便疑惑のポイントをまとめておく。

1. 政府事故調による「圧力隔壁破壊説」はボーイング社の誘導による極めてあやしい説である。
 事故直後の9月6日にボーイング社がニューヨーク・タイムス紙を通じて、「日航123便事故は圧力隔壁の破壊が原因で、飛行中に減圧が起きた。墜落現場で調査した結果、修理ミスが見つかった。そのため圧力隔壁は強度が不足していた。」と突然発表した。このアメリカ側の描いたストーリーを押し付けられるようなかたちで日本政府の事故調もこの説を採用せざるを得なかったフシがある。
 つまり、ボーイング社(米国戦争屋勢力)と日本政府の間で何かの取引が行われた可能性がある。これについては後ほど触れる。
 以前に起こしたシリモチ事故による後部圧力隔壁損傷の修理が不備(ボーイング社の修理)で、強度不足の圧力隔壁が0.6kg/cm2の差圧で破裂し、機内の空気が噴出した圧力で飛ばされた隔壁破片で、垂直尾翼と尾翼操舵の油圧4系統とも破壊された、というのが墜落原因のストーリー。工学の知識のある人が聞いたら「バカにするのもいい加減にしろ」と言いたくなる話。
 たとえば、自転車のタイヤの空気圧は4kg/cm2(差圧は3kg/cm2)程度。もし、差圧0.6kg/cm2でジャンボ機隔壁が破裂するというのであれば、差圧3kg/cm2の自転車タイヤがパンクしたら自転車が吹き飛ぶことになる。サイクリング中に自転車がパンクすれば命はない。そのような事故は聞いたことがない。

2. 急減圧はなかった?
 圧力隔壁破壊説が成立しえないとすると、当然、機内の急減圧もなかったことになり、これは証言や機内写真とも整合する。
 離陸後12分で高度24000フィート(7300m)に達したところで圧力隔壁が破壊されると、機内圧と外界の差圧は8.66psi(0.6kg/cm2)になる。圧力隔壁開口部の空気噴出流速は瞬間的に最高300m/sec(秒速)になり、台風より大きな巨大竜巻レベルの流速になるはず。さらに、客室内温度は、プラス20度Cから一挙にマイナス40度Cに激変する。わずか5.3秒でヒマラヤの山頂につれていかれるほどの強烈な環境激変があったことになる。
 つまり、10秒以内のうちに60度の温度低下が発生し竜巻レベルの暴風が客席内を襲った。多くの乗客は鼓膜が裂けて気絶するはず。
 しかし、遺品のカメラから現像した機内の写真によれば、機内乗務員が通路に立っているし写真がフラッシュで撮られているから、少なくとも撮影者は気絶してはいないはず。機内がマイナス40度なら、カメラのフラッシュは壊れるはずです。また機内の気温の急降下で空気は真っ白になるはず。写真からはとても機内がマイナス40度という感じはないし、最後部座席にいて助かった落合由美さんの証言では18時24分、異常事態発生時、強い風は吹かなかったとのこと。大学工学部で空気力学を教わった人なら誰でも、圧力隔壁破裂説は絶対におかしいと考えるはず。

3. 政府の報告書では「4名を除いた他の者は即死若しくはそれに近い状況であった」ことになっていたが、生存者の落合由美さんは、墜落後しばらくの間は多くの人の息づかいや話し声を聞いている。つまり、墜落現場の場所は事故直後に分かっており、かなりの生存者がいたのに、捜索と救助をわざと遅らせた可能性がある。14時間も放置されたのだ。何のために?


4. ナオミ・クラインのいう「ショックドクトリン」という社会工学的工作が行われた可能性がある。日航123便事故の直後にアメリカに無理やり押し付けられた「プラザ合意」という日本つぶしの計略との関係・・・


とにかく、この事故について調べていくと、深い闇に引き込まれていくような感じになって気分が悪くなる。


以下つづく。


【参照】
ベンチャー革命No.173『1985年日航ジャンボ墜落事故の疑惑』2005年8月12日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr173.htm

日航ジャンボ機御巣鷹山墜落の疑惑再考
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/171513.html
ベンチャー革命2009年8月13日 No.6

日航ジャンボ機墜落事故関連リンク集
http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-link.htm

●「日航123便に急減圧はなかった」
http://www.alpajapan.org/kannkoubutu/genatsu/MOKUJI~1.HTM


●「御巣鷹山の真相について」佐宗邦皇代表WF200908例会
http://www.youtube.com/watch?v=Y-rbgPbmmTo&feature=related