反トランプデモは第2の南北戦争に発展するか?

全米で反トランプデモが続いているようです。


アメリカのマスメディアに洗脳されたB層の人々がウップンばらしにやっているんじゃないだろうか。彼らの言動をみているとそう思う。


「ヒラリーの敗北演説を聞いていたら涙が止まらなくなってしまった」なんて、言ってる女子学生がいたけれど、CNNの報道しか見てなかったのか。



今日、アメリカ(ワシントンDC)からやってきたちょっとえらい年配の経営者の方と、仕事の話のあと世間話をしていたら、やはり米大統領選の話になった。以下、要約。


・マスメディアやポールスター(世論調査会社)が流し続けていた報道がウソだったことをインテリは知ってしまった。

・サンダースが民主党候補なっていたら彼が当選していただろうって?
それはあり得ないだろう。サンダースとトランプじゃあ勝負にならない。


共和党民主党の2大政党制が機能しなくなってしまっている。第3の党を含む新しいシステムが必要になるんじゃないか。

・今起こっている反トランプデモはヘタをすると、全国的暴動に発展し、第2の南北戦争(the second Civil War)に発展するかもね。


●「私たちの大統領じゃない」反トランプデモ続く
読売新聞【ニューヨーク=水野哲也

 米大統領選で共和党ドナルド・トランプ氏の当選に抗議するデモは、10日も全米各地で行われた。

 デモ参加者らは、トランプ氏の当選を受け入れない姿勢を鮮明にしており、米社会の対立が深刻化している。

 米メディアによると、トランプ氏がオバマ大統領と会談したワシントンのホワイトハウス周辺では、デモ参加者が「愛は憎しみに勝つ」などと書かれたプラカードを掲げ、「トランプ氏は私たちの大統領じゃない」と気勢を上げた。

 デモの矛先は、トランプ氏だけでなく、敗れた民主党にも向いている。民主党指名候補争いでヒラリー・クリントン氏を激しく追い上げたバーニー・サンダース氏を支持していた若者が、結果的にトランプ氏の勝利を許した民主党に、怒りをぶつけている格好だ。

●全米各地で「反トランプ」デモ続く 学生ら授業ボイコット
2016年11月11日 12:18 発信地:ロサンゼルス/米国
【11月11日 AFP】

 米国の次期大統領にドナルド・トランプDonald Trump)氏が選出されたことに反発するデモは全米の数都市で10日も行われた。参加者の多くは大学生や高校生で、授業を無断欠席して抗議の声を上げた。

 西海岸カリフォルニア(California)州のサンフランシスコ(San Francisco)では、高校生を中心とした約1000人が「私たちの大統領じゃない!」などと叫びながら市庁舎に向かって金融街を行進。交通を妨げた。

 デモに参加したパメラ・カンポスさん(18)は地元紙に「ドナルド・トランプは差別主義者そのものよ。全ての移民とイスラム教徒を攻撃している。きのう、私のクラスメートはみんな泣いていた」と語った。

 ロサンゼルス(Los Angeles)にあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)でも、学生数百人が「トランプを放り出せ(Dump Trump)」「愛は憎しみに勝つ(Love Trumps Hate)」などと書いたプラカードを掲げてキャンパス内を練り歩いた。

 参加者の一人、デイジー・リベラさん(24)はAFPに「最初は私も選挙結果を受け入れた。でも、きのうヒラリー(・クリントン、Hillary Clinton)の敗北演説を聞いていたら涙が止まらなくなってしまった」と述べ、「私たちの次期大統領が、あの差別主義者で外国人嫌いで女性蔑視者だなんて、とても信じられない」と嘆いた。

 東海岸のニューヨーク(New York)でも、反トランプの市民ら約200人がマンハッタン(Manhattan)のワシントンスクエア・パーク(Washington Square Park)に集結。このほか南部のテキサス(Texas)州などでも学生が抗議デモを行ったと伝えられている。(c)AFP