FBIによるヒラリー再捜査(続報)


10月29日17時12分(日本時間)現在の続報です。

ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題、FBIが捜査再開 大統領選に打撃
朝日新聞デジタル | 執筆者: 朝日新聞社提供
投稿日: 2016年10月29日 17時12分 JST 更新: 57分前

FBIクリントン氏の捜査再開 新たなメール「発見」

 米連邦捜査局FBI)は28日、民主党大統領候補のクリントン氏(69)が国務長官時代に私用メールアドレスを使っていた問題で、新たなメールが見つかったとして、捜査を再開したことを明らかにした。投票日が11日後に迫るなか、大統領選で優勢のクリントン氏にとって、打撃となる可能性もある。

 FBIのコミー長官は同日、米議会あてに送った書簡で、捜査チームが新たに「捜査に関連すると見られるメールを見つけた」と報告。「FBIが適切な捜査を行うことに合意した」として、捜査を再開したことを明らかにした。

 ただ、捜査にかかる時間や、致命的な内容が含まれている可能性があるのかなどについては現段階で不明としている。

朝日新聞デジタル 2016年10月29日 10時41分)

クリントン氏「FBIは事実公表を」 捜査再開受け

 クリントン氏は遊説先のアイオワ州デモインで記者会見し、「選挙まであと11日しかなく、投票もすでに始まっている。FBIがすぐに、関係する事実を公表すべきだ」と求めた。「捜査の結論は変わらないと自信を持っている」とも述べた。

 クリントン氏によると、FBIからは連絡を受けておらず、捜査の状況は分からないという。

 側近の別れた夫に関する捜査が、新たなメールが浮上するきっかけになったとの報道については「聞いているが、何を信じていいかわからない。だからこそ、FBIが情報を公開すべきだ」と話した。(デモイン=中井大助)
朝日新聞デジタル 2016年10月29日 11時17分)